その2 相手の立場にたって、丁寧な受け答えをしよう!
本日は、数年ぶりに両親と初詣に行きました。
実家に住んでいる頃は、弟も一緒に初詣に行っていたので、3人での初詣となると、実は初めてだったような気がします。
若かった頃は、両親と一緒に出かけることが億劫だったけど、自分が親になってみると、家族の絆の大切さが身にしみてわかってきます。
今は、離れ離れに暮らしているけど、「いつか、子供たちと一緒に初詣に行きたい。」そんなささやかな希望が湧いてきました。
澄みきった青空のもと、ゆっくりと、ゆっくりと境内を歩んでいくと、昨年の嫌な思い出が少しづつ薄れていき、だんだんと清らかな心になっていきました。
祈願の内容は、「両親、弟夫妻、子供たち、そして妻の健康」です。
さて、そんなのんびりとした一日の中で、気持ちよかった体験がひとつあったので、本日のメッセージとして子供たちに伝えたいと思います。
父が、年末に買ってきた、ブルーレイディスクで、同時間の2つの番組を録画しようとしたところ、マニュアルどおりに操作ができず、サポートセンターに電話をかけて操作方法を聞いたとこと、実に応対がよかったです。
まず、正月にもかかわらず、すぐに電話が繋がりました。
これは、企業が、顧客を第一に考えていることの表れだと思いました。
年末・年始に電化製品を買って、操作方法がわからずに、サポートセンターに電話をかけてくる人は、結構多いような気がします。
そして、応対をされた方が、非常に丁寧にゆっくりと説明をしてくれました。
マニュアル(2種類ある)のページを指定して、電源を入れるところから一緒に操作を指示してくれたのですが、このときの言葉遣いが、とても丁寧で、聞き手である私を「たてて」くれるような態度が、とても気持ちよかったです。
シャープさん、ありがとうございました。
ホームページからも「お礼のメール」をさせていただきます。
最近、このようにお客のことを気持ちよくさせる企業が徐々に増えてきているような気がします。
スターバックスやオリエンタルランドでは、接客の研修に、相当な金額をかけていると聞きます。
不況下で殺伐とした世の中ですが、このような顧客重視のサービスを続けていれば、これまで日本が苦手だったサービス業におけるグローバルな競争力も高まるような気がします。
企業も、顧客向けサービスの研修に関する費用などは削らないようお願いします。
よって、本日の子供たちへのメッセージは、
「相手の立場にたって、丁寧な受け答えをしよう!」
です。
小さいうちは自分の立場で主張することが大切だと思います。しかしその後に、どうか相手の立場にたって、物事を考える習慣をつけてください。
そして相手との会話の中で「丁寧な受け答え」を心がけてください。
「言葉」には「言霊」が宿っています。
「丁寧な受け答え」は、自分の心を洗い、相手の心を開きます。
偉そうなことを言っていますが、私も実践できていないので、今日からがんばります。