その45 皆を気持ちよくさせるような雰囲気作りを心がけよう!

2月なのに静岡では真夏日を記録したそうです。(東京でも正午時点で22度を超えていました。)

そんな記憶に残るバレンタインデーに、千葉智之さんが主催する「出逢いの大学特別講座Vol2」に参加してきました。

この講座を知ったきっかけは、パパのコーチである小山龍介さんのHPでの告知でしたが、元々千葉さんの著書「出逢いの大学」もおもしろく読ませていただいていたので、受講することに対して1秒迷うことありませんでした。

講義の内容は、

■ 小山龍介さん講演「ブランド人になるための発想勉強術」

■ 千葉智之さん講演「人脈×アイディアフルの法則」

■ 両氏のパネルディスカッション「ブランド人になるための頭の使い方」

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■ 懇親会

という内容でした。


(小山さん講義概略)
・ブランド力(自己の魅力)をつけるには、自分の中の仮想(⇔現実)を豊かにすることである。
・脳は、仮想(潜在意識)の中から現実(顕在意識)を取捨選択している。
・仮想は森のように自律しているもので、制限をかけず、自由に付き合うことが大事
・これまでは、過去の実績からある程度の予測可能な「天文学」的な思考が重要とされてきたが、
・今後は、過去の実績からは予測不可能な「気象学」的な思考が求められる。
・したがって、仮想を豊かにするために、異質なものを自分に取り込み(Plug In)、
・発想を拡げていくような勉強法が必要。
・そのようなことにより、自己のブランドを魅力的にすることができる。

(千葉さん講演概略)
・今の時代は、「指示待ち族」ではダメ。「0から1を生み出す人材」が求められている。
・「「0から1を生み出す」とは、①成果に直結し、②人生が楽しくなること
・成果に直結させるためには、「方向(発想力)×勢い(行動力)」が必要。
・人生が楽しくなるためには、未来に楽しいことを仕込んでおく(発想しておく)必要がある。
・発想力は、湧き出るのではなく、既存の組み合わせである
・発想力を鍛えるためには、「心を感じる」ことだ。
・そして、外部脳として、人脈を使い、心に感じた内容を発展させて、その外部脳を含めて自己をブランド化する必要がある。
・アイディアフル=アクション×行動力×行動力
・そして、よい人脈を作るには、自分の得意分野に時間配分をかけ、不得意分野については、でき得る限り力を注がない。

(パネルディスカッション)
・アイディアフル=アクション×行動力×行動力の公式に、場所を加える必要がある。
・場作りにより、集まってくる人の質が変わってくる。
・自己をブランディングするには、自分の持っている情報をどのようなデザインの器に入れる必要があるかということである。


ところで、「この講演会のセールスポイントは懇親会です」と千葉学長が仰っていました。

確かに、いろいろな意味で面白かったです。

例えば、たまたま隣に座った方が、超有名な著書の著者さんだったり、参加者との名刺交換の際に話す内容が普段は考えたこともない業界の話だったり、日本の行く末の話だったりと、普段とは明らかに異質な空間でした。

で、なんといっても特徴的だったのは、話す人、話す人から「良い人オーラ」が出ていることでした。

職場であれば、自分と異なる見解がでれば、もっとがんばって自己の主張を通そうとして議論が白熱しがちですが、真っ向から異なる意見を言われても、一旦はそれを容認する自分が居ました。

まあ初対面の人同士だからといってしまえばそれまでですが、単純にはそうではない、連帯感みたいなものが、できあがっていたような気がします。

言うなれば、千葉智之さんの人柄が参加者に伝染したような感じです。

きっと、講義の冒頭の千葉さんの挨拶のときに、小山さんが本日説明をされたミラー・ニューロンが最大限に働いたのでしょう。


本日のパパからのメッセージは、

「皆を気持ちよくさせるような雰囲気作りを心がけよう!」

です。

ブランディングをテーマとする講義自体も面白かったですが、結局は、自分とは異質なものと交じり合うという実践こそが、最も効果的であることが実体験できました。