その75 説得力を持ちたければ、しかるべき後ろ盾を持ち、自分自身も偉くなろう!

何となく将来が不安です。

今日、パパの勤め先の経営計画の一部を見ました。

そこには、対した根拠が示されることなく、10年後には、最悪の場合、現在の収益の●分の●くらいになる可能性があると記されていました。

でも、これは根拠が示されていないからわかりにくいだけで、全うな予想だと思います。

人口、特に若年層の人口が激減するので、日本全体の活気が失われ、日本経済全体が、右肩上がりどころではなく、右肩下がりになるのは確実です。

したがって、パパの会社とて、一生懸命に企業活動を行ったとしても、10年後に現在の売り上げが半分くらい減っていると考えてもおかしくありません。
そのとき、企業は、何らかのインパクトのある対策、具体的には高い給料をもらっている人たちへのリストラを断行するでしょう。

なので、これを避けるためには、「自己防衛しかない」と考えるのが普通でしょうか。
(ここら辺は、明日発売の勝間和代さんの「会社に人生を預けるな」を読んで、じっくり考えたいと思います。)


しかし、その前に、組織ごと来る右肩下がりの時代をしっかりと生き抜く方法がないものかと、最近、真剣に考えてしまいます。

パパの仕事は、IT系なので、そこに今後莫大な保守費用がかかるようなシステムは組みたくないと思っていて、事ある毎に、上司や同僚に訴えていますが、どうも訴え方が下手なのか誰にも相手にされません。

今のところ、パパは今の勤め先に愛を感じている部分もあるので、泥舟のまま沈むのを回避するためにできることを考えています。

とはいえ、今の地位では、できることが限られているので、組織の将来などを考えれば考えるほど、空しくなってきます。


では、どうすればよいか?

まず、今の職場を離れよう。(異動しよう。)
そして、今より偉くなろう。

システムの仕事は、所詮、スタッフ職でしかありません。

決められたものの範囲で、いくら正論を吐いたところで、天上の別世界で決まったことに抗うことなどできません。

スタッフは、決められたことを、忠実かつ迅速に、こなしていけばよいのです。

これは、多くの先輩、同僚、後輩に見られる傾向ですが、同一部署で長居をしてしまうと、居心地がよくなりますが、思考が硬直化すえうので成長を止めてしまいます。

パパも危うく、その誘惑に負けてしまいそうになりましたが、やはり、それではいけません。

パパも新しい部門へ異動するため、そしてあと少しだけ偉くなるために、新たにロビー活動などしようと思います。

そうです。新しい扉を開くためには行動あるのみです。


本日の昼休み、ランニングをしながら、こんな俳句を作りました。

■海風を受けて感じる春潮目


逆風が吹き付けていますが、現在は時代の潮目です。

この潮目から、古い流れにのるのか、新しい流れにのるのか、パパ次第です。

新しい流れに乗れるよう、冷静になって、もう少し物が言える立場になるよう、努力したいと思います。


本日のパパからのメッセージは、

「説得力を持ちたければ、しかるべき後ろ盾を持ち、自分自身も偉くなろう!」

です。


まずは、理屈を捏ねる前に、スマートに行動し、具体的な成果を出そう。

それすらもできないようであれば、経済活動縮小時に現在の利益水準を確保する対策など、述べれようはずがありません。