その120 知らない道を歩いてみよう!

5月には2日ほど届いていませんが、昨日は、絵に描いたような五月晴れでした。

無風でカラっとしており、実に気持ちのよい気候でした。

朝食前に、川沿いをランニングをしましたが、こういう日は、どこまでも走れるような気分になります。

最近読んだ、「マイクロソフトでは出会えなかった天職」の中で、著者のジョン・ウッド氏が、マイクロソフトスティーブ・バルマー氏と朝の5時からジョギングをするシーンが描かれています。

旅先で、しかも前の晩の仕事がどんなに遅くなってしまっても、ジョギングの習慣を変えようとしないバルマー氏の意志の強さには感服です。

パパは根が単純なので、こいういエピソードに出会うと、ランニングに対するモチベーションが一気に高まります。


そして、朝食前に1日の目標のうちの1つ(ランニング)を終えてしまうと、とても得をしたような気分になります。

これから夏に向けては、休日はランニング、平日はブログ書きで、朝食前の時間を過ごしたいと思います。


さて昨日は、午前中に所用があり、時間もあったの目的地である隣駅まで歩いてみました。

気候がよかったので、自然と行動的なモードになったのでしょう。

通勤先方面の隣駅は、勤務先からの帰りに「今日はあまり動かなかったな」などと思いたったときに降車して、家まで20分くらいかけて歩くことはあったのですが、勤務先とは反対方向の駅へ歩いたのは初めてでした。

小山龍介さんの「STUDY HUCKS!」にも書かれていましたが、初めての土地を歩くと、ほどよい緊張感が生まれて五感が研ぎ澄まされるそうです。

科学的には脳からθ(シータ)波が分泌されるためだそうで、このときにipodなどで英会話をリスニングするとよいとのことでした。

英会話はともかくとして、確かに適度な緊張感(とは言っても日本国内では、基本的に治安がよいので緊張といってもたかが知れています)を味わうことができました。

五感をフルに働かせて、今住んでいる街との雰囲気の差を感じてみます。


歩いていて、本当にどうでもよいことですが、駅と駅の間は人どおりが極端に少ないということに気がつきました。

駅を中心として生活圏が広がっているような場合、最寄がA駅の人はA駅に向かい、最寄がB駅の人はB駅に向かうので、何か人が集まるような施設がない限りは、A駅とB駅の中間地点が最も人の行き来が少ないことになります。

よって、駅から遠いという難点はあるものの、人通りが少なく閑静である利点があるということになります。

これが、駅の間ではなく、単純に駅からの距離が遠い場所である場合は、確かに人通りは少ないのでしょうが、さらに距離が遠い場所が存在するため、通り道としての機能は有することになります。

駅からあまり離れておらず、かつ、静寂な住環境を求めるなら、駅と駅の中間点が穴場なのかもしれません。


普段と異なる景色を見ると、思わぬ思考をするものだなと実感しました。

世の中を救ったり、巨万の富を産み出すような発想では決してないのですが、これまで考えたこともないようなことを考えている自分に気づきます。

アイディアに煮詰まったときや、ルーティンワークに縛られているときなど、今までに通ったことのない道を歩いてみるとよいかもしれません。


本日のパパからのメッセージは、

「知らない道を歩いてみよう!」

です。


なお、知らない道を歩くときは、少しだけもよいので下調べをして、方向感を持くらいは持っておくことをお勧めします。

人は、道に迷うとストレスになるので、θ派どころではなくなります。

偉そうなことを言うと、人生という道も同じですが、ある程度の指針がないと迷走してしまい、時間の無駄ですし、ストレスがでている状況下では、新しい発想などは出にくいのです。

新しいことをはじめる時の行動力と行動を起こす前の下準備はセットであると、パパは思います。