その340 悩んでいなくたって構わない。とにかく人にアドバイスをもらってしまおう!
三重(岐阜)への日帰り強行軍を決行した。
バーチャルの世界では、お馴染みの編集学校の仲間2人と、東京駅で初顔合わせして、そのまま新幹線に乗り込み名古屋へ。
初めてとは言え、そこはネット世界では馴染みのあるお二方なので、不思議とすぐに打ち解ける。
稽古の進捗が芳しくないこともあり、どこか後ろめたさもあったが、話をしているうちに気分が楽になる。
そう。完璧な回答などできるはずはないので、5割のところで、一旦回答をして添削をしてもらえばよいのだ。
これは、職場でパパがよく後輩に言っていること。
いざ、自分のことになると、全くできていないではないか。
「わたしの言う通りにやれ。わたしのやる通りにではなく。」(伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と衝撃」より)
こんな諺が当てはまってしまうとは情けない。
日ごろ他人に対して口煩く言っているということは、客観的にそう見えるからであった、それなりに正しい判断に基づくものという自負がある。
しかし、自分が当事者になると、俯瞰的に自分自身を見つめることができない。
バーチャル世界をいいことに、自分の立場(編集学校においては学ぶ立場)でのみ判断をしてしまい、ついつい自己判断のもと自分の中での完成系を目指してしまう。
しかし、立場を変えて考えてみたらどうなるか?
例えば、指南する立場にあれば、どういうふうに回答を出して欲しいか?
答えは簡単で、手早く、そこそこの回答があればよい。
そこに、教示して欲しいポイントを追記しておけば、教えるほうとしては助かるであろう。
そうなのだ、相手がいるときのシチュエーションでは、相手の立場を尊重するように、大きく方針を出し、その中でわからないことについてまずは質問をしてみることが大切だ。
気軽に聞いてしまうという軽さ。
この視点の切替は案外大切かもしれない。
ひとりよがりでよいことはない。
もし教えてくれる立場の人がいるのであれば、遠慮なく相談をしながらすすめることが大切だ。
人は人の力を借りてこそ成長できるのだ。
遠慮なく、他人から情報を引き出そう。
相手もそれを望んでいるはずだ。
頼られて悪い気がする人は少ない。
それは皆わかっているはず。
問題は自分の側にある。
自分の能力を過信せず、意固地にならないこと。
「つまらない壁なんて取り外してしまえ」と自分に言い聞かそうではないか。
本日のパパからのメッセージは、
「悩んでいなくたって構わない。とにかく人にアドバイスをもらってしまおう!」
です。
そして、パパの「今日のよかった!」は、
「贅沢な旅ができた!」
です。
Why?
→ 美味しい料理、清々しい空気、美しい風景、そして、信頼関係の醸成。
☆今日の備忘録
■養老天命反転地
http://www.yoro-park.com/j/rev/index_a.html
■荒川修作
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%B7%9D%E4%BF%AE%E4%BD%9C