その4 運が回ってくるのを座って待っているだけではダメ! (バラク・オバマ(「マイ・ドリーム」より)

元旦から読み始めた、オバマ次期アメリカ大統領の「マイ・ドリーム」をようやく読み終えました。

フォトリーディングであらすじを掴んで、高速リーディングでさっと流すつもりでしたが、結局、じっくりとノーマルリーディングをしてしまいました。

自伝なので、ストーリー展開のまとまりは今ひとつでしたが、逸話が多く、オバマ氏の人格を醸成した環境や人間関係が少しわかった気がしました。

この自伝は、1994年までの話でしたが、アメリカの人種差別という問題は現在進行形で続いている問題なのだということを改めて認識させられました。

そして、父親がケニア人のオナマ氏自身もそうですが、世界中の人たちが集まって、ひとつの国を作っていることが、活力であり、課題であることがわかりました。

移民を認めておらず、外国人労働者の受け入れを制約している日本では、アメリカで学んだり、働らいたりしている人たちと比べて、決定的にバイタリティが欠如していると思います。

「マイ・ドリーム」の中でも、オバマ氏をはじめてとして、自分の意志を貫く人々が数多く登場しており、意志の中身の善し悪しは別として、調整型の日本人には敵わない点だと思いました。

なお、私の感想については、マインドマップに取りまとめたので、後日アップをします。


さて、本日のメッセージは、オバマ氏の母からオバマ氏へ向けられた言葉、

「運が回ってくるのを座って待っているだけではダメ」

です。


自分の手で運を引き寄せるよう行動しなければいけない。

わかっているようで、なかなか実践できないことです。

子供のころから、このような習慣を身に着けることは、これからのグローバル社会における競争で勝ち残っていくためには、必須要件だと思います。

オバマ氏のようにとは言いませんが、自立心を持って育ってくれることを切に願います。