その16 1日1個不要なものを捨てよう!

15時くらいにテスト環境のDB創成がうまくいっていないという報告を受けたときは、一瞬あきらめたのですが、なんとかリスケできたので、なかば無理やりに18時くらいに事務所を出て、本田直之さん&田島弓子さん夫妻の講演会に参加してきました。

実は、申し訳ないのですが、私はお二方の著書を読んだことがありませんでした。

本田さんについては、ずっと気になる存在で、セミナーの開催予定等も調べたりしたことはあったのですが、著書については「いつかまとめて読もう」と思いつつも、今日まで手にすることはありませんでした。

また、田島さんのことも存じ上げておらず、司会の方が「田島さんの本名はホンダです」と仰るまで、本田さんと夫婦であることなど想像もしておりませんでした。

まず、田島さんが講演をして、その後、本田さんが講演をして、最後に干場社長司会のもと、パネルディスカッションするというスタイルだったのですが、さぞ、やりにくかったのではないかと察します。

特に、先行の田島さんは、その後の展開がどうなるか読みにくく、相当な心労であったと思われますが、実に堂々としており、変な言い方かもしれませんが、聴いている私たちも安心感がありました。

最後のパネルディスカッションは、干場社長の見事な仕切りも鮮やかでしたが、なんと言っても、お二方の互いを尊重しあう姿勢が実に自然で、本当に格好のよい大人のカップルであると思いました。


<田島弓子さんの講演>

「アンバランスに仕事にのめり込む時期があってもよい」という主張は、とても共感できました。

お話を聴いて、「どんな仕事でも、自分の心持ひとつで熱くなれる」と思いました。

与えられた仕事を通じて、どんなところでも通用するような基礎を身につけ、人脈を広げて、自分を高めていき、人生を愉しむ。

シンプルで格好のよい生き方だと思います。

「ワークライフ・アンバランス」というイメージから、難易度の高いことを、実践されているのかと思いましたが、基礎的なことの大切さについてが語られており、とても好感が持てました。

(不安定な時代における4か条)
1.キャリアとは、過去の積み上げの結果「作られる」もの
2.サラリーマンが大事にすべき人脈とは、出会った人とのご縁
3.業界、業種に左右されない「基本の仕事」がものをいう
4.与えられた仕事を面白くする。そして、そこから成長すること


本田直之さんの講演>

「今年は、100年に一度の危機であるからこそ、安定の時代では考えられないほど、誰にとってもチャンスがある。」
としたうえで、「サバイバル状態で生き残れるよう、内面を鍛えよ」とアドバイスをいただき、チャンスを生かすための7箇条の提示をいただきました。

1.サバイバビリティ
2.アウター VS インナー
3.借金をやめる!
4.自分を疑う
5.捨てる習慣
6.鍛える
7.ピア プレッシャー

私見ですが、現在は、誰でもチャンスを掴めるような、楽な時代では決してないと思います。それだけに、「向けどころを間違えずに努力をした者」が、変化の波に乗って、成功していく可能性があるという、本田さんの主張は、実に爽快でした。

で、本日は、本田さんと田島さんの講演の中から、すぐに実践できそうなものを選んで、子供たちへのメッセージとさせていただきます。


本日のメッセージは、

「1日1個不要なものを捨てよう!」

です。


小さいうちは、自分の所有物がないので、1日に1個も物と捨てることなどできないと思いますが、高校生、大学生くらいになって、前向きな気持ちになれない時が訪れたら、是非とも、実践してみてください。

まずは、不要なものをノートに書き出し、1日に1つづつ捨ててみてください。

きっと、前向きな気持ちになり、新しい行動を起こせるようになります。

まずは、パパが実践してみますね。