その23 データを見ることを心がけよう!

講演会・セミナーへの参加が本日をもってひと段落しました。

1月12日 神田昌典さん × 高橋洋子さん
  16日 本田直之さん × 田島弓子さん
  17日 和田裕美さん
  20日 勝間和代さん
  21日 湯山玲子さん × 神田昌典さん
  23日 土井英司さん × 吉本佳生さん

驚くほど、みなさんが同じことを述べていました。

それは、

「今年は変化が大きいので、チャンスを掴みやすい」
「チャンスを掴むためには、まず行動すること」

という2点です。


わが国の経済成長率がマイナスと発表されても、さほどインパクトがなかったように思えました。
皆が悲観的になっていて、世の中が悪くなることを当たり前のように意識しているからなのでしょうか。

こんな時だからこそ、チャンスを見極め正しい行動をとることによってのみ、生き残ることができるのです。


それで、まずはチャンスの見極めですが、本日の吉本佳生さんの講演は、まさにその見極め方を間違わないための基礎についてでした。


ちょっと前までは、アメリカがダメでも、中国や中東諸国が世界経済を牽引するからそれほど景気は悪くならないといった楽観論がまかり通って」いましたが、今や誰もそのようなことを言う人はいなくなってしまいました。
現に中国の経済成長率四半期ベースで大幅に落ち込み、ついに5%台になったとの報道がありました。

でも、「中国の成長率が1桁になったことって、それほど影響があることなの?」

といったことを、真に受けず、「データを疑うこと」が大事であるといったことが肝でした。

<ポイント>
・データを疑って粗を探すことが主目的ではない。
・とにかくデータを見ることになれること。
・データに慣れるためには斜めに考えてみることが大事。
・そして定量的な分析能力を養えば、必ず武器になる。


小宮一慶さんの本にも書いてありましたが、データを見続け、慣れることが基礎力になるので、まずは新聞の指標値について考察することを始めたいと思います。


本日のパパからのメッセージは、

「データを見ることを心がけよう!」

です。


大きくなってから、経済指標のようなものを見始めても、理解するのにとても苦労をします。

簡単な表やグラフからでよいので、小さいときからじっくりと見て、その意味するところを理解するようにしてみてください。

グラフや表の解釈は自由です。
正解も不正解もないので、気軽に自分たちのものの見方を鍛えてください。