その27 アイテムを利用して、手を抜いて片付けをしよう!

パパは整理整頓が苦手でした。

一日の勉強や作業が終わったら、その都度、机の上や部屋を片付ければよいのですが、ついつい後回しにしてしまうような人でした。

今でも、とても威張れたものではありませんが、事務所や家において、自分で自由に利用できるスペースが限られているため、物理的に物をためて置くことができないので、できるだけ日々片付けるようにしています。

幸ちゃん、桃ちゃんの家は、広いので、ついつい物をためこんでしまうかもしれませんが、物をためることで、よいことはありません。


なので、前にも書きましたが、「不要なものを日々捨てるという習慣」は、是非とも小さいうちから身につけておいてください。(メッセージその16参照)


そのためには、ある程度コツが必要です。

今日は、整理整頓の習慣うち、書類の整理のコツを紹介します。

それは、「書類は山積みしない」ということです。


書類を山積みにしてしまうと、探すのに時間がかかり、せっかく何らかの目的のために集中できていた気持ちが、他の行為(モノを探す)にとって変わられてしまします。

極端な話ですが、30分くらい見つからなかったとすると、見つかった時点で満足してしまい、先の目的が後回しになってしまうことすらあります。(パパの実体験です。)

また、当初の目的を探している最中に別の資料に書いてあることが気になり、別の作業がはじまってしまうことすらあります。(これもパパの実体験です。)

山積みの資料は、通常上から順に探していきますが、確認し終わった書類を、未確認書類と分けて一時保存(一時的に山積み)する必要があり、整理にスペースを要するというイライラの原因にもなります。

ことほど左様に、よいことはありません。


これを解決するのに便利な道具があるので紹介します。

「ハンキングフォルダー」です。


フォルダーを分類してボクッスに入れておくことは、世の中では当たり前のように行われていますが、さらに発展させて、フォルダー(鉄製のフックが内臓された専用品)を吊るした状態で、分類できるようになっています。

例えば、経理に関する書類は赤、営業に関する書類は黄色、法務に関する書類は緑色というように、色別に分類できるので、視覚的に迷いなく使えます。

パパの場合は、未決書類を青色のフォルダに入れてもらうよう職場の人に頼んでいるので、どこまでが未決か、迷うことはありません。


では、ボックスに入れるのと何が違うのでしょう?

パパなりの解釈ですが、ボックスに閉まってしまうと、あまりにも収まりがよすぎて、ボックス自体が完成作品となり、今度はボックスがどんどんたまってしまうという自体になりがちなのに対して、ハンキングフォルダーは、宙に浮かんでいるという実に不安定な状態が、さらなる整理欲をかきたてる心理的要因があるのだと思います。

この「ハンキングフォルダー」なる代物、「THINK」という雑誌で紹介されていたのを見て、直にネットで検索して注文しました。

職場で使用をはじめた際は、女性の同僚から「おしゃれですね」とお褒めの言葉をいただきました。

そう、フォルダーの色が鮮やかで、見た目もポップで、気持ちも明るくなるのです。

その後、立ち読みをした雑誌で、レバレッジシリーズの本田直之さんの仕事部屋の写真に、ハンキングフォルダーが写っていました。
(先日の講演会でも、ハンキングフォルダーの便利さを語っていました。)


机の周りをきれいにすると、勉強も仕事もはかどります。

そのために便利だと思う道具はどんどん試してみましょう。(効果がないと判断したら、思い切って捨ててしまいましょう。)


本日のパパからのメッセージは、

「アイテムを利用して、手を抜いて片付けをしよう!」

です。


片付けは面倒くさいものではありません。

おしゃれに、クールに楽しみながら実践してみましょう。