その30 物事に集中したいときは、PC,携帯の電源はOFFにする!

人間が集中して勉強や仕事ができる時間は、1時間30分から2時間が限界であると聞いたことがあります。

当然、人により差異があると思いますが、パパの場合はもっと短くて1時間くらいのような気がします。

「脳が疲れた」という感覚になりますが、科学的には「脳は疲れない」そうです。

1時間くらいでは、身体も疲れるはずはないので、なぜ集中できないのか不思議です。


いつか心理学や脳科学の本を読んで、裏づけをとりたいと思っていますが、「あらかじめ限界時間を潜在意識にインプットしていて、潜在意識から限界の信号のようなものが発信される」ような気がします。

したがって、日々、「今日は2時間集中する」「今日は3時間集中する」といったことを、顕在(表層)意識に、言い聞かせれば、案外たやすく自分の中での集中できる時間を延長することができるのかみしれません。

効果があるかわかりませんが、早速実行してみたいと思います。


でも、その集中時間の延長の前提となるのが、「外部要因による思考の遮断」です。

具体的には、他人から話しかけられること、電話、メール等です。

小山龍介さんが「STUDY HUCKS」等の著書の中で書いていましたが、会議室を1人で借りて作業をすると効率があがるというのは、まさに「外部要因による思考の遮断」を完全に排除するための方法です。


ただ、なかなか会議室を1人で借りられる状況にはないのが現状です。

では、どうすればよいか?

1つでも、2つでも「外部要因による思考の遮断」を排除していくしかありません。


そのためには、

1 PCを閉じる。(PCを使用する際は、メーラーソフトを起動しない)
2 携帯電話の電源を切る。(マナーモードにするだけではダメです)
3 電話線を外す(元に戻すのをお忘れなく!)

というのが、現実的に対応できそうな排除の方法です。


職場では、ある意味でスピード感が求められているで、これらの行為は、NGと思われがちですが、本当に緊急の用事であれば、他の手段(例えば他の人に電話をして用件を取り次ぐ)によりコンタクトをとるはずです。

そこまで緊急の用件でなければ、作業順にさして意味はないのです。(パパの経験上、間違いありません。)

そうであれば、集中力を高めて、1つの案件を効率よくこなしてから、次に移行したほうが効率的です。


家で勉強するときも全く同じです。

1.パソコンは必要なとき意外は立ち上げない。

2.携帯電話の電源はOFFにする。

は、絶対にやってみて欲しいことです。


したがって、本日のパパからのメッセージは、

「物事に集中したいときは、PC,携帯の電源はOFFにする!」

です。


なお、家で勉強するときは、職場と違って自分の部屋にある様々な誘惑に負けてしまうこともあるので、TV等を消した状態で、家族の公共の場である、食卓やリビングで勉強することも併せてお勧めします。(その8「自分の部屋の机以外で宿題をやってみよう!」参照)