その31 男の子のやること/女の子のやることと最初から決めないで、自分でやってみる!

本の選び方が変わってきました。

1年前は、アマゾンとリアル書店での購入の割合は8:2くらいだったのですが、現在は、2:8くらいでリアル書店で購入する率が多くなってきました。


大きな理由は、時間ができたことだと思います。

昨年までは、仕事が終わったら一刻も早く家に帰ることが当たり前の生活だったので、本の購入に関しては、アマゾンのビジネス書のランキング上位を見て、「これはと思った本」を適当に選んでいました。

したがって、自ずと本の選択が偏っていました。

当時は、アマゾンでのランキング上位の本を読むことが効率的で、リアル書店の必要性は感じていませんでしたが、今、自ら書店に足を運んでみると、リアル書店の良さを再認識させられます。

表紙やタイトルを見て、中身をパラパラめくれるので、自分にフィットするものだけに選択することが可能となります。

また、今年読みたい分野の本をマインドマップに描き、年賀状で知人に宣言していることを潜在意識が覚えているのか、書店で本を選択しているときにはあまり感じていないのですが、結果的にこれらの分野の本を多く購入しているような気がします。


そして、やかり時間ができたことによる結果なのですが、書店が主催するセミナー等へ参加する機会が増えたことが、リアル書店での購入割合の上昇に繋がっています。

このセミナーについて、パパが意識しているのは、なるべく今まで自分が読んだことがない分野のセミナーについても、直感でよいと感じたら積極的に参加してみるということです。

その結果、少し前までは自分でも思いもよらなかった分野の本を読むようになり、本の偏りが解消されつつあるような気がしています。
(下に示した3冊のうち2冊は「3つの原理」「女装する女」は、それぞれ別のセミナー参加時に購入しました。)

そんな変化があったためか、今月に入って不思議なことに、これまで全く興味がなかった「女性の働き方から考えるこれらの時代予測」に関する書籍を3冊連続で読みました。

 ・「ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方」 ベティ・L・ハーガン
 ・「3つの原理 セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす」 ロレンス・トーブ
 ・「女装する女」 湯山玲子


「ビジネス・ゲーム」は、20年くらい前に書かれた本ですが、「男性が女性のことを対等に扱わないということを意識して、自分を男性化してビジネスというゲームに参加しよう」という内容で、

それを未来予測に展開したかのごとく、「3つの原理」では、「性そのものは将来、両性的なものになってく(女性は完成、男性は論理といった思考が双方に融合される)だろうと予言し、

「女装する女」では、現在の女性の消費行動・ライフスタイルから「まず女性から両性的なものへの移行が始まっている」という事実を裏づけしていました。


なお、これらの本は、「女性の働き方から、未来予測をすること」がメインで書かれているわけではありません。

しかし、3冊連続して読んで、繋がりを考えてみると、相当な確度で、女性と男性の区別・境界がなくなるという予測が当たるということが見えてきます。


で、あれば、この流れに逆らってはいけません。

「女性は女性らしく。男性は男性らしく。」に拘っていると、時代に取り残されてしまいます。(特に君たちが大人になる頃には。)


もちろん、幸ちゃんが「なよなよしく」、桃ちゃんが「男勝り」に育って欲しいということではありません。

これから、少しづつ大人になっていく過程で、これは女性の役割、これは男性の役割と性別で線引きをせずに、何でも経験をしてください。


本日のパパからのメッセージは、

「男の子のやること/女の子のやることと最初から決めないで、自分でやってみる!」

です。


幸ちゃんは、料理や裁縫に加えて、生け花もママに習うとよいかもしれません。

桃ちゃんは、チームスポーツを経験するとよいです。また、高校生くらいになったら、アルバイトを経験するのもよいでしょう。

君たちの時代は、男女の区別なく、ビジネスに関わらなければならない時代なのだから。