その67 仲のよい友人との旅においてでも、一人になる時間が創ろう!

7年振りに、雪上(今回は氷上でなありませんでした)キャンプin桧原湖へ行ってました。

メンバーは、12月の一の瀬キャンプと同じ4人組です。

パパが独身時代には、メンバーの増減はあれ、4人を中心にいろいろなところを旅しました。

四万十川カヌー下りキャンプ、紀伊半島一周キャンプ、日本一高い野天風呂を目指してキャンプなど、基本的にはテント泊まりで、ときどき安宿(食事なし)というのが基本スタイルです。

中でも、年1回の雪上(氷上)キャンプは、毎回参加者全員が「寒い、寒い」と不平を言いながらも、5回ほど実際されており、かつ、スポット参戦者から「また誘ってください」などと言われる不思議なイベントです。

ここ数年は皆忙しく、特に雪上(氷上)キャンプの発案者であるA君が転勤により4年間ほど東京を離れていたため、今年が久々の開催となりました。


パパたちのキャンプでは、一人一張りテントを設営します。


そして、宴(食事)を終えたら、それぞれがテントの中で、本を読んだり、音楽を聴いたりしながら、一人の時間を過ごします。

これが、長続きしている秘訣だと思います。

いくら仲がよくても、四六時中一緒に居るとさすがに気疲れしてしまうので、それを開放するために、個人の時間を作るのです。

まあ、大抵の場合は、何かしらの小事件が起こり、誰かしらが夜中にそれぞれのテントを訪問することになるのですが、それが実は夜の静けさの中で、繋がりを感じさせるスパイスになっています。

昨晩は、
■ランタンの修理のために、プラスドライバーを探しに来たB先輩。(残念ながら誰ももっていませんでした)
■焼酎を入れたつもりのポケトから何故か調理用の油(エコナ)が出てきてしまい、焼酎を探すC君。(炊事場で無事に発見されました)
と、2人の訪問者がありました。

ちなみに、パパは小説「銀河英雄伝説外伝」を読みながら、ポケットウィスキーをちびちび飲んでいましたが、寒さに耐え切れずに、皆が個人テントへ入ってから1時間半くらいで寒さに耐え切れず、寝袋を頭から被りつつ眠りにつきました。

夜中に多少雪が降ったようですが、朝には晴れ間も見える穏やかな天気となっており、お蔭様でぐっすり眠ることができました。

厚い羽毛の寝袋にさえ入ってしまったら、意外に快適なので、暑苦しくて眠れなくなる夏のキャンプよりもお勧めです。

ただ、朝は、寝袋から這いずり出すのに少し勇気が必要です。

テント内で沸かしたお湯で、コーヒを作り、体を温めてから行動開始です。

我が仲間たちの暗黙のルールである「気がついた人が行動する!」にしたがって、パパが朝食の準備にとりかかりました。

昨晩の日本酒鍋の残りの汁を利用して、おじやにする予定でしたが、鍋の蓋をカラスとられて中身をつつかれていたので断念せざるを得ませんでした。

雪国でもカラスが居るということを、7年振りなので、すっかり忘れてしまっていました。

まあ、代替で料理したすき焼き風の野菜蒸し焼きも美味しくできたので、結果オーライですが、起こってみると過去にも同じようなことがあるのに気づけなかったのは残念でした。

このような悪いアクシデントに対して、誰も責任追及しようとしないのが、親しい仲間との旅の良い点です。

「チーム」と「個人」のバランスが取れると心地がよく良いです。


本日のパパからのメッセージは、

「仲のよい友人との旅においてでも、一人になる時間が創ろう!」

です。


桧原湖を出発した後、温泉→会津若松(昼食は「ソースとんかつ」、お土産で「飛露喜」GET!)→会津高原尾瀬口(夕食は「三色めん」)経由で神奈川へ戻ってきました。

テント、シェラフ等を貸し出してもらったうえ、一番最初に家まで送ってもらい、友人たちへ感謝の多い一日でした。