その81 休みの日の予定は埋めておこう!

昨日は、前日とはうって変わってよく歩きました。(万歩計で23000歩)

午前 ランニング
午後 千葉マリンスタジアム千葉ロッテ×東北楽天のオープン戦
夜  八重洲ブックセンター野村克也氏と田原総一郎氏の対談

という、なかなか印象深い1日だったので、日記風に振り返ってみます。


まず、ランニング。

河川敷のランニングコースの両脇に植わっているユキヤナギの白い花が見事。
丁寧に刈り込みがされているわけでわなく、どちらかというと、ワイルドに枝が伸びていて、植木としての格好はよくないのですが、枝が伸び放題な分、その枝につく白い小さな花の数がたくさんで、逆に豪華に見えます。

走っていると、ユキヤナギが沿道から声援をおくってくれているようです。

■走句 「一人走(ひとりそう) 沿道賑わす ユキヤナギ


午後は、千葉マリンスタジアムへ。

オープン戦なので、のんびりした雰囲気。
海からの少し冷たい風にあたりながら、弁当とビールと野球。
なかなかなものです。

隣に座っていた親子で観戦に来ていた小学生の願い空しく、試合は6対6の引き分け。
5点を先制しながら、追加点もとれないまま、ジリジリと追いつかれ、逆転され、その後、同点に追いついて、なおも無死満塁で点がとれず。
投打ともに、あまり得るべきもののない凡戦。

がんばれ、#41小林宏之


19時から八重洲ブックセンターで、野村克也監督と田原総一郎氏の講演会があるので、東京駅へ移動。


少し時間があったので、早めの夕食。
丸の内のオアゾの地下にある中華料理店で、四川セット(ミニ麻婆丼と坦々麺)を食す。

これはヒットです。

坦々麺の麺に弾力があり、胡椒の効いた汁との相性がよかったです。
また、具として入っていた煎り豆がアクセントになっていました。

セットの麻婆丼は、どちらかというと甘味噌の味が強かったので、坦々麺で舌が痺れた後に食べるとちょっとした箸休めになりました。

いずれにしろ、汗ダラダラではありますが、スタジアムで寒風に晒された体が生き返りました。


その後、なお19時まで時間があるので、丸善ギャラリーで開催されていた、絵画入札会を冷やかしに。

平山郁夫東山魁夷中川一政片岡球子などの作品(リトグラフ、版画、シルクスクリーン)を展覧して、会場外のオークション箱に値段を記した用紙を入れ、最も高い値をつけた人が落札となる仕組み。
ほとんどの作品に最低入札価格が記されているのですが、それにしても、桁が1桁違う感じです。(なので、当然のことながら入札はしてきませんでした。)
リトグラフなんて、所詮、複製では?」と素人は思ってしまいます。

が、複製にしても、これだけの作品が一堂に会するのは、見ごたえ十分です。
パパは、片岡球子の作品の圧倒的な色の鮮やかさが、最も印象的でした。
デフォルメされた富士山に、自然界ではありえないような鮮やかすぎる赤や黄の帯。

目に見えるものをこんな風に捉えることができるようになれば、人生楽しいんだろうなと思いました。

あと、この入札会は、美術館の「○○展」と違い、せかされることなく、自分のペースでのんびり見ることができるので、よかったです。
入札会などと訝しがらずに、実際に行って見ると、緊張することもなく作品に触れることができるということがわかったことは、ちょっとした発見でした。


いよいよ、19時から野村克也監督と田原総一郎氏の対談です。

しかし、野村監督の都合で、対談は当初予定より大幅に短く10分程度とのこと。
明日のオープン戦の予定は、予めわかっていたはずなので、これは正直肩透かしでした。
八重洲ブックセンターの担当の方は、平謝りでしたが、これは、ちょっと事前の調整が疑われます。

なので、田原氏の鋭い質問を持ってしても、野村氏の野球史の話題に終始してしまい、「再生力」という本質的な部分には切り込めませんでした。

<対談まとめ>
■WBCについて
 ・見ていない。(わが子同然である岩隈が投げる試合試合は見た。)
 ・韓国レベル上がった。(日本人コーチのおかげという面もある)
 ・監督問題では、自分はやる気だったが、上層部にその気はなかった。
 ・原監督はデキレース。
 ・原監督は、高校時代からエリートだったので、下のものの苦労がわからない。
 ・利口に見せたがるのは、バカの証拠。
 ・WBCは読売のもの。
■再生について
 ・弱小球団からのオファーが多い。
 ・理論だけでは勝てない。フロントからのバックアップが必要。
 ・阪神では、全く言うことを聞いてくれなかった。
 ・阪神の選手は、関西のマスコミが持ち上げすぎるのでダメ。
 ・理論を理解しようとしないので、星野監督のような鉄拳制裁がむいていた。
■処世術
 ・下手。もう少しうまければWBCの監督になれた。
 ・分かったくれる人はいると信じる。

冒頭の田原氏の質問「どうですかWBCは?」に対して、野村監督「あんまり見てないんだよね」の切り返し。
その後、岩隈投手の話題や、韓国の左投手の話題等、見ていないとは思えないコメントから察するに、きちんとご覧になっているのだろうと推察されますが、聴衆の意表を突く回答をして、場の主導権をとる。

野村監督は、講演者としてもさすがに一流であると思いました。

その後、サイン会では、サッチーも乱入?し、会場を盛り上げてくれました。
まあ、時間は短かったですが、生の野村節を聞けたので、よい思い出になりました。


昨日は、このように、いろいろなものに触れて、いろいろなことを考えた1日でした。


本日のパパからのメッセージは、

「休みの日の予定は埋めておこう!」

です。


もちろん、どこかに出かけることが絶対ではありません。

今度の休みは、この勉強をしようとか、ジジの畑を手伝おうとか、何でもよいので、予めスケジュールをしておくこと。

他に優先すべき事項があれば、スケジュールどおりにならなくても構いません。

とにかく、手帳等に書いて、予定を明確にしておきましょう。

休みの日の使い方が充実していると、次の日からの学校や勤務先での生活も充実してきます。