その85 相手の会話の内容に関心を持つように意識をしよう!

どうも職場の人と酒を酌み交わすと、直線的な話になってしまいます。

昨日は、グループの解散式だったのですが、転勤する上長縁の方々が大挙参加されたため、あきらかに当初の趣旨とは異なる会となってしまいました。

酒がすすむにつれ、あちらこちらで、今回の人事異動の裏事情やら、新しく赴任しえくる人の話やら、これぞサラリーマンの宴という感じでした。

仕事の話題を延々と話しているうちに、普段、思っていてもなかなか口に出せないようなことが、ストレートに現れてきます。

毒を吐くことによって、各々の気分が少し軽くなっただけで、前向きな発見・気づきはなかったような気がします。

送別会なので、もう少ししみじみと、去っていく人が思い出を語るような場のほうが望ましいと思いました。(これも毒かな?)


お互いが適度な距離感を保っているほうが、会話として心地よいです。

昨日のように、いつも会っている職場の人たちであると、どうしても緊張感がなく、距離が近づきすぎます。


パパの考える会話のルールーは、

■自分ばかりが話しをしないこと。

■どんな話題にでも関心を持ち、さらに掘り下げたり、拡げたりするような質問を投げかけ、相手に気持ちよく語らせること。

■相手が話しをしているときは、その話をじっくりと聞くこと。

です。


こうして、会話をすると、必ず前向きな発見・気づきがあります。

特に、相手の会話の内容に関心を持つように意識することで、得るものが全く違います。

一見、興味がなさそうな事柄であっても、自分の持っている知識やこれまでの経験と重なって、思わぬ発見があるものです。


物事の本質に一直線に向かわずに、自分の予想もしない事象や、普段見過ごしている景色に気づかされながら、いつの間にか本質に辿り着いているような会話ができるとよいと思います。


本日のパパからのメッセージは、

「相手の会話の内容に関心を持つように意識をしよう!」

です。


皆で話をしているときに、会話に積極的に参加していない人に、話を振ってみることもよいです。

自ら積極的に話をしない人は、会話をよく聞いているので、客観的な意見を持っていることがが多いような気がします。

誰か特定の人が話し続けているような状態になったら、周り見渡してみよう。

そして、沈黙の賢者に話しを振ってみましょう!

きっと、前向きな発見・気づきに出会えることと思います。