その94 逸失利益を最小限に抑えることを考えてみよう!

昨晩は送別会でした。

今週は、月曜に同期送別会、水曜にグループ新規配属者歓迎会、そして金曜日にグループ移転者送別会と立て続けに飲み会がありました。

来週にこの半年間取り組んできたシステム切替を迎えるにあたって、やり残したことはないと言い切れない状態ではありますが、迫り来る緊張から逃避するために、気を緩めきっているような感じです。

4月に入ったのに歓迎会ではなく送別会というのは、部署間異動の人を除いては、次週のシステム切替までは旧体制で対応するという毎年の部の方針があるため、新年度を迎えても未だ別れを惜しむ対象者が存在するためです。


来週のシステム切替が無事であることを見届けた後に、他グループへ異動するA君、B君を主役に、親交のある協力会社のメンバの方たちを加えた8人でもつ鍋を囲みました。

ディキシーランドジャスの流れる店内では、歓迎会と思しき周囲のグループとは異なり、どこかしみじみとした味わい深さが異彩を放っていました。


ところで、昨日利用したもつ鍋店で特筆すべきだったは、18時までに入店すると、500円で、アルコール、ソフトドリンクが1時間30分飲み放題になることでした。

18時を超えての入店だと1500円なのでインパクトはないのですが、やはり500円は衝撃的価格です。

なぜ、18時を境にここまで差をつけるのか気になったのでパパなりに考察してみました。


500円という金額に目が奪われがちですが、パパが注目したのは、1時間30分という時間です。

遅くとも18時から1時間30分、つまり、19時30分で飲み放題は終わります。

飲み物がないのに、食べ物だけ食べるわけにはいかず、必然的に食べ物の注文も「ラストオーダです」と言われれば、それに従うより他かりません。

なので、19時30分に前後して、すべての注文が終わることになりますので、明記はされていないのですが、20時までには席を立つようなシステムになっているのです。

店側は、とにかく20時までに1回転させるということを実現することを目指しているということが、明らかになってきます。

パパの経験上、飲み会の予約時間は、18時〜20時までの30分単位での5回に集中しているように思えます。

そのうち、ピークは、18時、18時30分、19時の3回で、この3回の時間帯で、全体の8割がたをカバーしているように思えます。

で、そのように考えると、残りの2割の19時30分、20時の宴会をスタート備えて、会場を遊ばせずに、薄くてもよいので利益を上げようとする姿勢が自然です。

すなわち、予約時間が遅いがために、本来与えられるものを長時間放置することに比べれば、多少なりとも利益が出るようにして、予約をコントロールするというのがこの店の戦略なのです。

20時からの予約状況に合わせて、18時以前の入店飲み放題500円というルールにしているのではないかというのが、パパの想像です。

仮に、すべての宴会が19時から一斉に始まったとしたら、店員の数に限りがあるため、すべてのグループに対して満足なサービスはできないでしょう。

店側の理屈で言えば、多少の利幅が少なくなっても、利益が出れば0よりよいのです。

経済学でいうところの、逸失利益を最小限に抑えることが大切なのです。


本日のパパからのメッセージは、

逸失利益を最小限に抑えることを考えてみよう!」

です。


利益に限った話ではありませんが、行動を起こさなければ0です。

行動を起こすことにより、0より大きくなる可能性があり、かつ、マイナスになる可能性がない(または極めて低い)場合は、とにかく行動を起こしましょう。

当たり前のように感じるかもしれませんが、日常では、よくマイナスになる可能性がないのに、行動を控えてしまうことがままありますので、注意しましょう!