その108 他人のゴシップに時間を費やすのはやめよう!

4月から新社会人となった若者が職場へ配属されてきました。

「指導員」(OJT担当)という大役を仰せつかっていた関係で、1次会の幹事をこなしただけで帰宅させてもらえるはずもなく、帰宅したのは0時を回っていました。

ここ数日間は、あまり十分に睡眠を取れていなかったので、久しぶりに酔ってしまったという感覚でした。

パパは「格好つけ」なので、悲劇の主人公気取りで酒に溺れたりするようなことはできません。

しかし、偶然にも歓送迎会が設定されていたため、思う存分飲むことができました。

もちろん、配属初日という「晴れ」の日に緊張した面持ちで酒を注ぐ新人さんの前で毒を吐くわけにはいきません。

酒を飲み、仕事や仲間の話をして、新人さんの不安を少しでも和らげてあげることに集中していると、いつの間にかパパの心も軽くなっていきます。

「そうだ。偶然にも同じ職場で働くこととなったこの若者や、そして近い将来できるであろうこの若者の家族のためにも、今パパができることを全力でやろう!」

空を覆っている真っ黒な雲の隙間から、少し光が差し込んできたような気がします。


何事もなかったように普段どおりに仕事をこなす自信はありましたが、やはり筋を通さねばならないと思い、自らのことについて、4月から着任された上長に報告しました。

前任の上長への相談はしていましたが、プライベートなことなので、当然引き継ぎなどされておらず、あまりにも唐突な通告に驚ろかれておりましたが、「原因は何なの?」などという邪推な質問がなかったので助かりました。

大人の対応は心地よいです。

他人の痴話、噂話など、1円の価値もないので、そこで時間を割くことはもったいないです!

しかし、このことを理解していない人の何と多いことか。

まあ、パパも偉そうなことを言っていますが、案外とできていない部分があることは認めざるを得ません。

ついつい、他人の痴話や噂話について、憶測で話をしてしまうこともあります。

でも、今回の上長の対応で自分が救われたということを実感できたので、これからは一層ドライに接するよう意識していきたいと思います。


本日のパパからのメッセージは、

「他人のゴシップに時間を費やすのはやめよう!」

です。


ただ、そのような話題を口にする人を馬鹿にするような態度はとってはいけません。

コミュニケーションを円滑にするために話題を提供しているのだと理解して、好意的に話を聞いてあげましょう。

聞いているだけでよいです。

こちらの感想などを述べ出すと、主観的な憶測から誹謗・中傷をするようなことに展開してしまう可能性がでてきます。

聞くだけ聞いて、タイミングを見計らって、別の話題を提供しましょう。