その131 優先すべき事項と、捨てる事項をはっきりさせよう!

人はどこかで妥協しなければならないものです。

希望をすべて満たす状態などあり得ないという現実を理解しつつも、ついつい理想を追いかけてしまいます。

否、それほど積極的ではなく、現実を受け入れるのを拒みながら、ただ漠然と状況の変化を待っているだけなのかもしれません。


家を探し始めました。

突然の事情により、両親の元へ転がりこまざるを得ず、そのまま随分と長くお世話になりましたが、此処は2人が余生を過ごすための場所です。

元の状態に戻してあげるのが息子としての努めです。


そして、動き始めてみると、家を探すということは、思った以上に膨大なエネルギーを費やすことに気がつきました。

期限を設けずに、気軽に不動産業者の門をくぐったつもりでしたが、いつの間にか、早急に決断を出したいというように気持ちが変化してきました。

家を探すことは重要なことであると理解しつつも、これにばかり時間をかけている自分が嫌になってきているのが最大の要因です。

ただ、どの物件を見ても良いと思う反面、どの物件を見ても物足りなさを感じます。


■限られた予算の中で、望むべき条件について、どこまで妥協ができるのか?

■軒並みマイナスに転じた不動産市況が、この先どのように変化していくのか?

■売主、他の買主、不動産業者など、見えない相手との駆け引き


毎日こんなことを考えていると、ジワリジワリとエネルギーが吸い取られていくように思えてしまいます。

早く、このような宙ぶらりんな状態から抜け出し、しっかりと歩み出したいです。


何を優先させるのか?

パパの場合は、資産価値がなるべく減少しない物件を選びたいと思っています。

優先すべき条件は、
 ・駅(それもなるべくならターミナル駅)に近いこと
 ・大規模物件であること
 ・周辺に同じ条件の物件が少ないこと
です。

逆に捨ててもよい条件は。
 ・新築もしくは築浅物件であること
 ・駐車場を完備した物件であること
 ・高層階であること
です。

果たして、この条件なら資産価値が目減りしないかと言うと自信はありませんが、それぞれにパパなりの理屈はあります。

・駅近 − インターネット検索では5分以内または10分以内の物件にほぼ絞られてします。
・大規模物件 − 大規模物件には一定のファンがいる。
・周辺に同じよな物件がない − 競争相手がおらず。
・新築・築浅 − 広告宣伝費の分だけ割高
・駐車場 − ターミナル駅そばなら不要。(そもそも車の維持費が不要となる。)
・高層階 − 買い手てにとって、絶対条件ではないはず。

まあ、このような条件を自分の心に秘め、支払える予算の中で、焦らずにじっくりと選んで行こうと思います。


本日のパパからのメッセージは、

「優先すべき事項と、捨てる事項をはっきりさせよう!」

です。


人生は妥協の連続です。

卑屈になる必要はありませんが、日々妥協しながら生きていくということに慣れましょう。

ただし、自分の根っこや幹になる分部は、妥協してはいけません。

それが君たちの生き様なのだから・・・