その152 独りよがりでは真意は伝わらない!
約1週間かかったお稽古にケリがつきました。
参照:ISIS編集学校
http://es.isis.ne.jp/index_main.html
なかなかお師匠のOKがもらえず、苦労をしましたが、都合5回ほど指南をいただくことにより、自分でも納得のいく回答に到達することができました。
今回のお稽古は、簡単に言うと、「漢字と漢字を組合せて、意外性のある新しい意味を創る」というものでした。
これが、口で言うほど易しくなかったです。
■意外性が条件になるので、単純すぎてもダメ。
■かといって、相手に伝わらなければいけないので、飛躍しすぎてもダメ。
この2つの中間に位置するヒットーゾーンの何と狭いことか。
論理的に組み立てたつもりでも、その全ての課程をお師匠に説明するわけにもいかず、また、説明をしたとしても見解の相違から、なかなか合意は得られませんでした。
評価が基本的には、「漢字の組合せ」および「その漢字の意味するところ」というごく少量の情報だけでなされるので、とても難しかったです。
それこそ、漢字から、物語や映像を想起させなければ、ご納得いけませんでした。
だからこそ、今回のお稽古は、本当に勉強になりました。
振り返ってみると、最初のうちのパパの回答は、普段の自分の態度を凝縮していたようです。
つまり「何で俺の考えることがわからないんだ」という、恐ろしく自分勝手な論理を振りかざして、わからないほうが悪い的に考えてしまっていたのです。
これでは、相手と上手くコミュニケーションがとれないですよね。
また、同時に、ありきたりのことしか伝えていなかったような気がします。
奇を衒ったことを言わなければならないということではありませんが、ありきたりの話をいくら熱くかたっても、相手の心に響きませんよね。
相手と共感をしつつ、さらに魅力的な何かが加わらなければ、人は動きません。
魅力的な何かとは、ユーモアでっあっても、新しい話題であっても、誠実さであっても、相手が関心を持つものであれば、何であっても構わないと思います。
自分の考えがいくら本質を突いていて、素晴らしくても、誰からも相手にされなければ、何の意味もありません。
なので、ある程度は妥協してでも、相手に理解されるような表現を心がけることが大切なのです。
本日のパパからのメッセージは、
「独りよがりでは真意は伝わらない!」
です。
そして繰り返しになりますが、さらに付け加えるなら、「魅力的な何かを」言葉でも態度でもよいので相手に伝えることです。
自分の考えについて、限界などないということを今回のお稽古から学習しました。
パパもこれからの人生の中で限界を作らないように意識をしていきます。
なので、君たちも是非、妥協せずにチャレンジをしてください。