その155 知り合い同士を繋げるコネクターになろう!
メールの書き方に気をつけなければいけないと思いました。
良かれと思って要点を絞って書いたものが、相手にうまく意図が伝わらずに、結果として相手に余計な手間をとらせてしまうことが、ままあります。
特に、1対1ではなく、1対Nの調整事は、双方の言い分を、要点をまとめたり、また、不足している部分を補ったりしながら、満足のいく結果を求めなければなりません。
AさんとBさんの双方に良い顔をすると、瞬間的にはよいけれども、パパとAさん、パパとBさんの関係は瞬間的には良好なものになりますが、AさんとBさんの関係は別次元のものなので、必ずしも連動しません。
コネクターというのは一種の才能かもしれません。
最も難しいのは、無意識にどちらかに肩入れをしてしまうという点です。
肩入れといっても、一方の味方になり、もう一方の敵になるというような極端なものではありません。
知らず知らずのうちに、自分の利害関係を計算して、それが有利に働きかけるように、調整をはかってしまうという程度のものです。
当然の行為にも思えるかもしれませんが、真のコネクターとは、自分を押し殺して、相手に尽くすことであると考えます。
人と人をつなげるという行為は積極的にはやらないからといってマイナスになるものではないので、大抵の人たちは、わざわざ行いませんが、これは、是非ともやってみるべきです。
何もしなければ現状は変わりません。
知り合い同士が繋がっていくことにより、新しい展開が生まれたりするかもしれないということにワクワクします。
振り返ってみると、これまでパパはコネクター的な役割を得意としていませんでした。
友人関係においても、仕事関係においても、いくつかの閉じた世界で満足していました。
特に、30歳を過ぎてからは、新しい知人同士の展開どころか、これまでの付き合いも縮小していく流れになってきました。
今にして思うと、あの人とあの人を引き合わせておけば、面白かっただろうになどと、少し後悔してしまいます。
まあ、それほど力を入れるわけではないですが、これからでも遅くないので、ちょっとだけがんばってみようと思います。
できることから、少しづつ、がんばります。
まずは、自分自身が、困ったときに相談されるように、日頃から真摯に対応していきたいと思います。
マルコム・グラッドウェルの「急に売れ始めるにはワケがある 」の中に、コネクターの話が出てきます。
そこに登場するコネクター達は、ちょっとした知り合いを大切しており、結果として、それらの知り合いから新しい情報を引き出したり、人脈を展開していったりしていました。
そうです。あまり親しくなくても、おもしろそうな人たちには、どんどん声をかけて、仲間になっていきましょう。
パパは、ちょっとした知人レベルの人たちに対しては、あまり心を開かずに、どちらかと言うと積極的な付き合いを避けてきました。
確かに1対1だと辛いかもしれませんが、一気に複数人で集まってしまえば、かえって、軽快に過ごせるような気がします。
集団デートのような乗りなのかもしれません。
本日のパパからのメッセージは、
「知り合い同士を繋げるコネクターになろう!」
です。
特に新しい環境に飛び込んできた人には優しくしてあげましょう。
そして、人を紹介すれば、新しい人は喜びを感じるはずです。
一方、ちょっとずるいですが、紹介をした側も、何でもかんでも自分を頼ってくるような状態から開放され、少し負担も軽減できます。