その161 不変的なものと、可変的なものを切り分けてみよう!

やっぱり、あっちの方が良かったなー。」という気持ちは、どうしても起こってしまいます。

しかし、手に入らないものに対して、あれこれ考えても無駄です。

どうしても情報は入ってくるし、入ってくれば比較をしてしまいます。

でも、現状を受け入れ、現状の中で前に進むような思考をしなければまりません。

比較など所詮は想像の世界であり、現実とくに将来あるべき状態についてなど、わかりようもありません。

そのために、柱となる価値観を決めたのです。

自分を信じて、後ろを振り返らないような生き方をしましょう。

リスクは抑えたつもりです。

あとは気楽に構えればよいです。


今回の決断にいたるまでの間に、いろいろなことを学びました。

■身の丈にあっているか?
■それは本当に必要なのか?
■自分の価値観と一般的な価値観はあっているのか?
■希少性の確保が可能か?
■現状から近未来の姿を想像できるか?
■決断した後にやるべきことは何か?
■希望を現実にするためにするべきことは何か?

これらを日々自問し、辿り着いたのです。


どれも完璧な解などない問いなので、自分が出した回答は不完全であると自覚しています。

もっと理想に近いものを目指すことは可能であったかもしれませんが、これ以上自分でコントロールできない時間が続くことに、正直言って限界を感じました。

精神的に開放されたいという思考が働いたのは事実であり、そのことによって必要以上に評価をしてしまった可能性はあります。


でも、最終的には、客観的に判断をしたと信じましょう。

追い込まれた状況の中で、よく冷静に決断できたと、自分を褒めてあげましょう。

あのまま見てくれを優先させて決断していたら、きっとこの先後悔をしていたでしょう。


本当にそうだったか、最終的に判断をした際の心理状態について、整理をしてみます。

ここで大事なのは、整理することにより、次に訪れる際の岐路で、いかに正しい判断をできるかということです。

あの時、パパの脳の中では、さかんに「将来像」についての思考の整理作業が行われていました。。

その中の作業のひとつが、もうひとつの選択肢との優劣をつけるというものです。

そして、見てくれは後で作れるけど、場所や大きさは動かすことができないという価値基準に、無意識に到達できたのです。

不変的なものと、可変的なものを切り分け、不変的な価値観を優先させるというのは、あらゆる物事を判断するのに使えるのかもしれません。

この法則を見つけたことだけでも、悩んだ甲斐があったというものです。



本日のパパからのメッセージは、

「不変的なものと、可変的なものを切り分けてみよう!」

です。


一見、後ろ向きな作業であっても、前を向いて思考をすれば、何かを見出すことができるのです。

同じ過去の振り返りでも、後悔だけでは終わらずに、何かを拾ってかえることを心がけると、人生少しだけ得をした気分になれます。