その162 不安になったときは、まず、自分の手持ちのカードを確認しよう!

昨晩は「MMのわ」でした。

これまでの最多10人の参加。

しかも、スペシャルなゲスト参戦あり。

ずいぶんと前から、ゲストさんの参戦を依頼されていましたが、実現できてほっとしました。

慣れないコネクター役は、参加された方々の協力もあり、まあ、及第点かなーと思いました。


すでにある程度できあがった関係のグループに、後から入り込むのは、通常すごく気を遣い疲れます。

しかし、このグループでは、MMの技術向上や知的な情報の交換といった目的が明確になっており、適度な距離感を保っているのが心地よいです。

タイミングが合ったときに参加するといった準レギュラー的なポジションですが、おもしろい繋がりなので、大切にしていきたいと思います。


ところで、最近、このような社会人の勉強会がブームになりつつあるようです。

Mixiの検索で社会人勉強会を検索するといろいろなコミュニティがヒットしますし、そこに登録している人数をみると驚いてしまいます。

そういえば、1か月前ほどでしょうか、たまたま入った都内某所のカフェでも社会人がビジネス系の話で盛り上がっていました。

自主的に勉強をすることは良いことだと思いますし、目的を同じくする人たちと会うと刺激も受けます。

若者が真面目に取り組む姿を見ると、なかなか、やるではないかと思います。


しかし、一方では、みなが将来に対して漠然とした不安を感じているのではないかと思ってしまいます。

語りたければ居酒屋に行けばよいと思うし、楽しみたければカラオケやクラブに行けばよいと思うのですが、真面目にカフェで勉強です。

ビジネスだけでなく人生のヒントを真面目に探している人が多くなってきたのでしょう。

ぼーっとしていては生き残れないという空気を敏感に感じている人が増えているのでしょう。


ただ、外からの情報に支配されてはいけません。

必要な情報など、ほんのわずかなのです。

新しい情報を追いかけているときは、気持ちも昂揚しており、知識が増量されるので確かに「レベルアップした感」になります。

しかし、数をこなさなければ、それは表層にしか展開していないため、少し強い風が吹けばどこかに飛んでいってしまいます。

もう少し芯に近いところまで落とし込まなければなりません。

刺激は少ないかもしれませんが、繰り返しが大事なのです。


不安に感じると、新しいものを追いかけたくなる心理状態は、とてもよく理解できます。

しかし、不安になったら、自分の手持ちのカードをもう一度良く見てみましょう。

きっと、古い情報などと侮らずに、しっかりと向き合えば、最善の解が導きだされるものと確信します。

そして、新しいことへのチャレンジは、少し余裕がでてからでも間に合うものだと、大上段へ構えていましょう。


本日のパパからのメッセージは、

「不安になったときは、まず、自分の手持ちのカードを確認しよう!」

です。


全く実践できていませんが、本などは、その最たるものだと思います。

新しい本を買う前に、まずは自分の本棚を見てみて、名著を手に取り、読み始めます。

すると、どういうわけか、一度読了した本から、次々と感動が拾えます。

脳の奥底から蘇る遠い記憶と、あのときより少しだけ成長した自分から、新たな解釈・展開が生まれるのです。

地道なことの繰り返しこそが、将来の不安を吹き飛ばす最善策なのです!