その164 他人を優先、自分は後廻し!

休みの日に一人オフィスで仕事をすると妙に捗ります。

如何、癖になってしまいそうです。

平日は、断片的に話しかけられたり、電話があったり、メールが飛んできたりして、一つのことに集中できません。

メールだけは、グループウェアを立ち上げない状態にしておけば見ないで済むので、一応能動的に排除することは可能ですが、直接話しかけられたり、電話されたりすることに対しては受動的にならざるを得ません。

ただ、チームリーダの役割を担っている以上、自分より立場が弱い者からの相談は、解決策があるかはともかく、最優先で取り組まなければなりません。

と、いうのは、リーダは常に遊兵を作らないことを心がけなくてはならないからです。

生産性を追求することが一つ。

そして、もっと大事なのは、メンバに「邪険に扱われた」という風に思われないことです。


リーダが忙しいのは当たり前なので、その忙しさに感けて、メンバの相談を後回しにしては、リーダの資質が問われます。

全体の中で、現有戦力をいかに生かして、パーツとパーツを繋げていくかが勝負です。

パーツが機能しないと、全体が動きません。

自分の仕事は、いくらでも後に廻せます。(がんばるのがリーダです)

単独でできることは後で時間を作ってやればよいですが、メンバからの相談はその場で方向性を見つけないと、停滞してしまい、何一つよいことがありません。

それも技術的な部分なら後で追いつくことも可能でしょうが、精神的な部分は、一度思い込んでしまうと修復が面倒です。

なので、繰り返しになりますが、話しかけられたことに対しては、情熱を持ってあたりましょう。

ひとつの案件に対して、2〜3人で、「ちょっとだけミーティング」を開催して、相互に理解を深めていくような」グループ運営が理想です。

これを確保しつつ、それでも一人で作業する時間は欲しいところです。

なので、日々、やはり隙間時間を作り出し、コツコツと片付けていくしかないのです。


メンバとの距離感と自分との葛藤のバランスが、とても難しいのです。

が、ここは肝を据えて、とにかくやってみましょう。

優先事項1■相手からの相談に情熱を持って接する

優先事項2■一人でできることは、なるべく他人がいない時間に効率よく捌く

と、これだけです。


本日のパパからのメッセージは、

「他人を優先、自分は後廻し!」

です。


ところで、本日の夕方、人生の中でも最大規模であろう、住宅関連の契約を結んできました。

重要事項説明から相手方を交えて契約書へ判子を突くまで、2時間30分くらいかかりました。

さすがに、相互に緊張をしている中での契約という行為はとても疲れました。

新しいものを手に入れたワクワク感より、手続きが疲れたと言うのが、本音です。


それはさておき、引渡しまでは、今しばらく猶予はありますが、今日、人生における新しいステージへの突入の一歩を踏み出しました。

心機一転ではありませんが、「自分より他人のために」をスローガンに、実直に生きていこうと思う1日でした。