その172 直感を馬鹿にしてはいけません!

本日はキャンドルナイトだそうで、東京タワーも電灯を落としているらしく、玄関を開けると見えるはずの赤い灯りが見えません。

晴れていれば、都会の空の星でも眺めてみようかなどと思っていましたが、あいにくの天気で、まとわりつくよう小雨が降っています。

今年の梅雨は、ずいぶんと梅雨らしい日が続いているような気がします。

そんな中、小さな発見しました。

雨の日曜日は都心が静かでよいです。

今日の午前中、TEFCAS理論の勉強会へ参加するため新宿方面へ出かけましたが、まず、電車が空いていて、ほとんどの区間で座ることができました。

勉強会は昼過ぎに終わり、その足で、新宿御苑のそばの某レストランに入ったのですが、天気がよければ、間違えなく30分以上は待たされたに違いありません。

雨の日にアウトドア系のそばにある人気スポットに行けば、恐らく、相当な確立で空いています。

雨が降っていても、味や値段は変わらないので、グルメを目的とする場合は、おすすめです。

そして、何よりも街を歩く人の数が少ないのがよいです。

霧雨に濡れる街路樹などを見ると、どこか異国であるかのような錯覚を覚えます。

視覚的には、歩行者が少ないだけの違いなのに、雑踏から開放された、ほんの少し感覚の差によって、感じ方が変わってくるものです。

今度、休みの日に雨が降ったら、カメラでも持ち出して、普段とは違う風景を切り取ってみたいと思いました。


ところで、昨日書いた「龍の話」を勉強会のメンバに紹介したところ、なんと「龍をもらえるお寺をなんとなく聞いたことがある」という人がいました。

寺の名前は伏せますが、なんか同じような話を聞いたことがある人が身近にいるなんて驚きでした。

その人も、別段龍の存在など信じていないようでしたが、龍の存在を信じる人の存在は否定しないと言っていました。

TEFCAS勉強会の中で、「直感」は正しいか、いい加減かという話がありました。

答えは、直感ほど理論的で科学的なものはないということでした。

一見、ロジカルに説明できないようなことであっても、直感は、自分の経験だけではなく、祖先から脈々と受け継がれたDNAの中から回答を導き出した、とても凄いものなのだそうです。

「龍の話」と「直感の話」は、全然別の話ではあるのですが、何か我々の内に秘めた壮大なものが産み出す事象という意味では、とても近いものであるように感じました。

もちろん「直感」がすべて正解ということはありませんが、これからはもっと大事にしようと思います。

目に見えたり、音が聞こえたり、手で触ったりといった感覚とは別次元の感覚は確かに存在するような気がします。

これはどうやって磨いていけばよいものかパパは解を持っていませんが、これからの世の中では、きっと大事になっていくのでしょう。

龍が見えるくらい厳しい状況に置かれなければ、研ぎ澄ますことができない感覚なのかもしれません。

もちろん、論理的に考えるクセをつけることは大切ですが、そればかりに頼ると説明できないことが多いので、決して偏らないように注意してください。

すべてを論理的に説明しようとしないことが大事です。


本日のパパからのメッセージは、

「直感を馬鹿にしてはいけません!」

です。


結構キャンドルナイトに参加している家庭が多いのか、いつもより確実に外が暗いです。

風が止み、少しジメジメしている空気が、印象深い夜です。