その185 落ち込んだときこそ、パワフルな人に近づこう!
昨日は本田健さんの講演会へ行ってきました。
講演会への参加といっても、一度抽選で外れた後の緊急追加枠の申し込みであったため、三部構成の第三部の質疑応答部分だけの限定参加でした。
第二部と第三部の間の休憩時間に会場に到着したのですが、ロビーの活気ある雰囲気にまず驚かされました。
本田さんの著書やDVDなどを販売している隣で、子どもが手作りのくじ引きの呼び込みをしているのです。(何を売っていたかは不明)
この光景を目の当たりにして、本田さんの著書「ユダヤ人大富豪の教え」の中にあった、3日以内に1000個の電球を売るという話を思い出しました。
まあ、誰かが「マーケティングのテスト」を行っているのではなく、善意のボランティアなのでしょうが、明らかにこれまでに参加した他の研修会とは違うテンションの参加者たちの中に、遅れて入っていくのは少し違和感を覚えました。
指定された2階にあがると、以外にも席はガラガラでした。
どうやら、2Fが緊急参加組のようです。
恐らく1部から参加しているであろう、1Fの参加者とは違い、普通のテンションなので少し安心しました。
そして、本田健さんの登場です。
関西訛りでしゃべったり、やや貫禄がある風貌は、想像と違い、とても親しみやすいという印象を持ちました。
まだ学生であったであろう「ユダヤ人大富豪の教え」当時の本田さんのイメージは、頭の切れる青年だったので、愛想の良いトークをする姿は想像と違っていました。
でも、このギャップは悪いものではなく、会場の雰囲気からして違和感を持った、パパの不安な気持ちを一気に軽くしてくれました。
そして、本田さん曰く、「質の良い」受講生の質問もさすがにしっかりしていました。
(まあ、よくよく聞いていると、受講生の質問の途中で、本田さんが入り、質問者の緊張感を和らげるとともに、質問自体を自らが回答しやすい方向へ誘導していましたが・・)
■本当にやりたいことがみつからない
・このような状態の時は「シケた花火」と同じ
・「シケた花火」に火をつけるためにはどうするか
・乾かすこと(やりたいことが見つからないことを否定するのではなく、乾かす時期(見つけるための準備期間)であることを認識する)
・乾きさえすれば火はつくのだから、否定的にならない
・そして乾かすためには何をするか
・火のそばに近寄る=パワフルな人に近寄る
(物理的に近寄れない場合は思い浮かべるだけでもよい)
・シテてる時は、普段以上に火種を熱く感じるが、近寄らなければ乾かない
・それに耐えていると、やがて楽しい状態になってくる
・前向きになり、積極的にやりたいことが見つかる
■本を書いて世に出たい
・共感を呼ぶストーリーがなければいけない
・どんな逆境でも、夢をあきらめなかったことに人は共感する
・人が興味を持つエピソードに、あきらめない自分を投影し、物語をつなぐ
■自分の感情が出やすいがどうすればよいか
・静かな情熱を持つこと
・エネルギーバランス(静と動)が大事
・人は不安になると、それを隠そうと思い、むきになったり、声が大きくなったりといった、感情作用が働く
(不安なことを解消しようと、ワクワク感情なるので、「不安」自体が悪いものではない)
・ただ、必要以上に熱くなるのは、不安を誤魔化そうとしているにすぎない。
・「自分ががんばってもがんばらなくても、上手くいくときは上手くいく」という余裕が必要。
たかだか30分ちょっとでしたが、至極の言葉が詰まった、密度の濃い時間でした。
至極の言葉が散りばめられており、何を伝えるか迷ってしまうほどです。
そんな講演の中から・・
本日のパパからのメッセージは、
「落ち込んだときこそ、パワフルな人に近づこう!」
です。
プラス思考の人間の周辺にはプラス思考の人間が引き寄せられますが、マイナス思考の人間の周辺にはマイナス思考の人間が引き寄せられます。
落ちこんだとき、気持ちを共有できるからといって、同じような状況の人たちとつるむよりも、前向きな明るい人の傍にいましょう。
あるいは、前向きな本を読むこともよいでしょう。
例えば、本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」は大好きな本で、高校生くらいになったら、君たちにも是非読んでもらいたいと思っています。
気持ちを明るくすることが、すべての生活の支えであるとパパは考えます。