その189 全体に惑わされず、まずは分解して考えてみよう!
先週末から悩んでいた買い物にようやく決着がつきました。
昨日、仕事帰りに立ち寄った家電量販店で、「決めて」きました。
週末の白物家電についで、大物電化製品に関しては、ほぼ完了です。
日経トレンディ」などで下調べすることもなく、最低限欲しかった、「テレビ」「DVDレコーダ」について研究くらいの気持ちで挑みました。
ところが、事情があって早めに決めなければならなかった白物家電の買い物で、箍が外れると、少し金銭感覚が壊れてきました。
■これからの暮らしの中で、随分とお付き合いが長くなりそうなので、レコーダはDVDより、暫くは規格が廃れないであろうブルーレイのほうがよいかな
■どうせ、テレビ台も買わなければいけないので、安ければ、今流行のシアターラックを買おう
などという、当初の控えめな気持ちはどこへやら、自己抑制の気持ちが一気に崩壊していきます。
結果、4件のお店+通販会社の比較で、最終的に決めたのは、
シャープ社の37型テレビ+ブルーレイレコーダ(シングルバンド、320GB)+純正シアターラック
です。
週末には、
パナソニック社の32型テレビ+ブルーレイレコーダ(シングルバンド、250GB)+純正シアターラック
の内容で、ほぼ決めていましたが、
約28000円の差額を払うことにより、テレビを37型にサイズアップしてしまいました。
「あの部屋で37型が必要なのでしょうか?」という疑念はあるものの、買ってしまったものは仕方ありません。
最後は、若干冷静さを欠き、流れの中での「お得感」の優劣で、決断をしてしまったことは素直に認め、今後に生かす反省点があれば洗い出し、さっさと忘れましょう。
<反省点>
●あらかじめ予算は決めておき、その範囲内で決める。
→ 予算という足枷がないと、少しづつジワジワとグレードが上がっていってしまいます。
念のための機能のために、無駄な投資をする必要はありません。
●最低限の商品知識は抑えておく
→ 知らなくても困りませんが、素人丸出しだと、店員に足元を見られます。
付け焼刃でもよいので、自己主張を感じさせるような態度のほうが値引率がよいように思えます。
●声をかける店員を見極める(メーカからの派遣の店員か?、家電量販店のプロパーか)
→ 商品の説明や、型落ち商品などを探す場合はメーカからの派遣店員さんのほうがよいと思いますが、一般的には、家電量販店のプロパーがいように思えます。
掟破りかもしれませんが、同じ店舗の中で、派遣店員同士を競わせるのも手かもしれません。
なお、量販店によって、安くできる商品と、そうでない商品の色があるので、注意です。
●まずは個別商品毎の値段交渉をして、最後にまとめて割引の相談をする
→ 「まとめて購入していただけるなら、本日購入していただくことを条件に、××××××円でよいです。」
何度同じような台詞を聞いたことでしょう。
でも、ここで冷静になりましょう。個別の商品の値段を聞いてみると、実は「あの店」のほうが安かったということがままあります。
全体の姿などは、個の集合にすぎません。
あくまでも比較は個別商品で行い、全体はおまけに過ぎないのです。
今回の買い物にあたって、具体的には、ブルーレイレコーダについては、もう少し値引くことができたはずです。
ところが、最後は全体の金額での、比較をしてしまい、余地が埋もれてしまいました。
買い物に限らず、どんなときも分解して、比較をするクセをつけなければなりません。
全体に惑わされず、本質を見抜く力を磨きたいものです。
本日のパパからのメッセージは、
「全体に惑わされず、まずは分解して考えてみよう!」
です。
これはもうクセにするしかありません。
なので、コツコツと日常生活の中で全体と分解を意識して、ゲーム感覚で楽しく体感してみるのもよいかもしれません。
ところで、今日は、特別な日だったので、珍しくケーキなんぞを購入しました。
物理的な距離などもろともしない強い絆があれば、実像にたいした意味はありません。
目の前にそれがなくても、思っているだけで幸せな気持ちになれるのです。