197 感覚的なものを文字にし、論理的なものをイメージ化してみよう!
昨日から姿勢をよくすることを心がけています。
勝間和代さんの講演会(「まねる力」)で、ウォーキングアドバイザー、骨格姿勢アドバイザーの谷英子さんの推奨する、姿勢をよくするための椅子への腰掛け方などの話が出て、それに感化されました。
昨日も書きましたが、姿勢が悪いと、健康に害を及ぼすそうです。
AERA MOOK「まねる力」の勝間さんと谷さんの対談の記事を引用して、もう少し詳細に書くと、
■骨盤が後ろに傾いていることによって、背骨が猫背になって湾曲する
■そうすると肩が前に出て胸がすぼまるので呼吸が浅くなる
■呼吸が浅いと酸素の摂取量が大幅に落ち、老化を早める
■同じ姿勢でいると血行が悪くなり、リンパの流れも滞る
■代謝が悪くなり、むくみや冷えが起きる
■もれなくセルライト(皮下脂肪)ができる
ということです。
週末などに運動をすることも大事ですが、いくら運動をしても、普段の生活の中で知らず知らずのうちに体に負担をかけてしまっていては、元も子もありません。
もっと、仕事をしながら、あるいは、日常生活を送りながらでもできることがあれば、取り組まぬ手はありません。
そこで、谷さんの話の中で、パパが特に意識をしなければと思ったのは、座る姿勢です。
自分の座っている姿勢を見るチャンスはなかなかありませんが、背中を丸めて座っている姿が自分でもわかっており、以前から直したいと思っていました。
自己流で意識をして背筋を伸ばそうと試みたこともあったのですが、どうも長続きしませんでした。
ところが、昨日、一日だけですが、今回は続けられそうそうな気がします。
なぜか?
正しい姿勢で座るためのポイントが、言葉として明確になっていたため、左脳的に頭で理解できたからです。
もう少し言うと、漠然と姿勢をよくするでは、何をどうしたらよいかわからずに、脳から身体への命令信号がうまく出されないのですが、今回は体のどこの部分をどのようにすればよいかがはっきりしているので、脳からスムーズに命令信号が発信されます。
具体的には、
■おへそで背中を押すような感覚で、太ももの付け根に重心を置いて座る。
■横から見た足の角度を90度よりちょっと前に出す
という、文字情報です。
これを実践すると、肩が後ろに下がり、目線があがっていくのが体感できます。
また、言葉だけだとわからりにくい部分もあるのですが、AERA MOOK「まねる力」には写真も載っているので、右脳的なイメージと相まって、実に違和感なく姿勢をとることができます。
このように、左脳と右脳の双方で、物事を理解すると、格段に自分のモノにするのが早くなるような気がします。
どちらか一方だけでも一定の理解はできるのでしょうが、効率が悪いです。
■感覚的なものを文字にしてみる。
■また逆に、論理的なものをイメージ化してみる。
といった作業を心がけてみようと思います。
もちろん、「どのような文字に落とすか」、「どんなイメージを思い浮かべるか」ということが、難しく、スキルが必要なのでしょう。
なので、このスキルについては、「まねる力」で、達人のエッセンスを吸収していくことを実直に行いながら、自らを地道に鍛えていくしかないと思います。
本日のパパからのメッセージは、
「感覚的なものを文字にし、論理的なものをイメージ化してみよう!」
です。
もうひとつ補足。
姿勢もそうですが、自らのイメージを客観的に捉えるために、鏡やビデオなど使える道具は積極的に使うこともよさそうです。
何となく恥ずかしいといった、感情的な理由は排し、あくまでも科学的に物事を捉える姿勢も重要です。