その200 実際の行動を観察してもらったアドバイスは説得力が違う!

昨日は、先週の1.5倍くらい距離(往復約100キロ)を輪行(自転車のツーリング)してきました。

前回いっしょに行った先輩に加え、もう一人、こちらもまた、学生時代のバイト先の先輩が同行しました。

最近、勤務先などでは、リーダなどというや役割を仰せ付けられ、自ら諸々の判断をしなければいけない局面にさらされているので、久々のこのポジションは楽でよいです。

基本的には、両先輩が行動規範を示してくれるし、学生時代のまま、後輩として気を遣っていただけるので、甘えられるというか、何とも居心地がよいです。


ドロップハンドルの自転車にも随分と、扱いに慣れてきました。

普通の自転車に比べて小回りなどが効かない分、早めのブレーキングなど、乗って自分で確かめないとわからない運転技術が、少し筒づつわかってきたような気がします。

それと、今回は3人でのツーリングであったため、後方からパパの乗り方を見てもらえ、いくつかアドバイスをもらいました。

■ペダルの踏み込みのとき、もっと内側を意識すること(親指に力を伝えるようなイメージ)
■踏み込むだけでなく、上に引き上げる意識を持つこと(踏みっぱなしになっているので、連続して回転するということがスムーズでない)
■ハンドルを持つ手は、軽く突き上げるような意識にすること(そうすることにより背骨が反り、自然と顔が前を向く)

このように、実際の行動を見てもらってのアドバイスは、説得力があり、また、すぐに実践して、確かめられるのでよいです。

確かにどのアドバイスも的を得ていて、意識をして試してみると、スピードが出たり、体の使い方がスムーズになったりしました。

経験に裏打ちされた観察力はさすがです。


で、往路のゴールは、とある造り酒屋さんです。

雰囲気のある佇まいで、日本酒はもちろん、地ビールなどもあり、土曜日ということもあり、なかなか盛況でした。

川沿いのサイクリングコースからさほど離れていないということもあり、パパたちのほかにも自転車組がいました。

帰路のことを考え、酒類は遠慮しましたが、美味しい蕎麦を堪能しました。

なんとヘルシーなことか!

このような生活を続けていれば、増えた体重も落ち、萎えた筋肉も復活してくるでしょう。


で、帰りは、仕事の関係で、16時までに都内某所まで戻らなければという先輩の事情があるため、スピードアップです。

基本的には川の上流から下流に向かうので、勾配は下がっているので、行きよりはスピードがでます。
(日によっては海からの向かい風があるので、一概には言えませんが、昨日はほとんど無風状態であったため、帰りのが楽でした。)

途中、1時間くらい、時速30キロ近くまでスピードアップ。

行きは、22〜3キロ平均だったので、このスピードに付いていくのは、なかなかハードでした。

なんとか付いていったものの、最後は膝が痛くなりました。

「心臓が強いのはたいしたものだ。最初にしては上出来だ。」などと、褒め言葉をいただきましたが、まだまです。

先週も書きましたが、フラットなコースしか経験をしていないので、アップダウンを経験して、自分で感覚を掴むとともに、上りの技術、下りの技術などをアドバイスしてもらうぇあなければと思いました。


本日のパパからのメッセージは、

「実際の行動を観察してもらったアドバイスは説得力が違う!」

です。


これは、職場に戻って、今度はパパが、後輩たちを指導するときに心がけなければならないことです。

「1.言ってみて、2.やって、3.聞かせて、4.させてみて、5.褒めてやらねば」人は動かじ。

という、山本五十六の言葉どおり、自らを規範を示すこと、行動をさせること、そして、よく観察をしてアドバイスをするとともに、褒めることというのが、人を育てる奥義なのです。

たかが自転車乗りの遊びではありますが、意識をすれば、その遊びのなかから、いろいろなものが見えてくるものです。