その220 利害関係のない集団に所属してみよう!

パパのマインド・マップの師匠である鈴木孝枝氏の出版記念パーティーへ参加してきました。
 鈴木孝枝氏HP → http://suzukitakae.com/


出版記念パーティーなどという代物に参加するのは、初めての経験だったので、会場に行くまでの間少し緊張をしましたが、偶然知人も参加していたこともあり、楽しい時間を過ごせました。

もっと堅苦しいものかと思っていましたが、良い意味で披露宴の2次会っぽい軽快さ(☆)があり、パパと同様に出版記念パーティーに参加した人も、リラックスしていたように見受けられました。
 ☆実際に、鈴木氏のご両親のご挨拶あったり、旦那さんがビールを持って会場を回っていたりしていました。

で、面白かったのは、単独で参加されている方が多く、さすがにそのような方はバイタリティーがあるようで、どんどん人脈を拡げていました。

パパも何人かの方と名刺交換などをしてきました。

9月の自主勉強会の案内などもしたので、何人かの方とは今後もお会いする機会がありそうで、楽しみです。


思えば、昨年の9月に受講したマインドマップの基礎講習の参加したときには、まさか、講師の方との付き合いが続くとは思っていませんでした。

研修やセミナーの講師の方というと、参加者から見て、一段上にいる感じがして受身になってしまいがちですが、何度かお会いしてお話をさせていただいているうちに、いろいろな相談に乗ってくれたり、お願いを聞いてくれたりするものだなーと思いました。

なので、受講して面白かったセミナーや研修では、その後に繋がりを持てるよう、ほんの少しだけ努力をするとよいかもしれません。

そして、その講師の方の周囲に集まる方との繋がりができ、じわじわと人脈が拡がっていき、相互に刺激し合い、高めていく関係が築ければ、研修やセミナーで会得した以上ものが得られるような気がします。

昨日のパーティーは、自らを高めていくための仲間が増やせたような充実感のあるものでした。


ところで、人はなぜ、同志的な集まりに喜びのようなものを感じるのでしょう?

自らを高めることが目的であるのであれば、一人で努力をすればよいではないかとも思います。

先ほど相互に刺激し合うと書きましたが、ネットを利用すれば、いくらでも刺激を受けることができます。

それなのに、人は集団に所属をしたがるのです。

かくいうパパも、気がつけば職場以外のいろいろな集団に属しています。


編集学校、MM勉強会2つ、勉強会情報等の交換、俳句、自転車。

恐ろしい?ことに、これらは皆、この1年間で新たに所属をしたグループです。

まあ、自由な時間ができたという事実はありますが、不思議なことにこれらのグループに所属をしていても、忙しすぎると感じたり、面倒くさいと感じることはありません。

それは、所属する集団が、どれも個人を尊重して、イベント等への参加を強制していないところに原因があるように思えます。

これは参加メンバの間に利害関係が存在せず、適正な距離感で接していると言い換えてもよいでしょう。

共有する目的に対してのみ、ぐっと近づき、その他のことには、距離を置くまたは全く触れない。

これが大人の付き合い方なのだと思います。

職場の人間関係では、ついついおせっかいなことを行ってしまたり、業務とは関係のない部分で余計な感情が移入したりしてしまうのですが、利害関係のない仲間だと、このような本質的ではない部分がそぎ落とされて、爽やかな付き合いになります。

そして、時々このような集団の中で活動すると、日常の距離感の近い集団活動(家族、会社など)の悩みが、薄まるのです。

これは決して逃避などというものではなく、集団への接し方の正しい距離を感覚として捉え、それが日常へ持ち込まれるからだと思います。

なので、適度な距離感の集団活動は、重要なのです。

距離感の近い関係の中に身をおき続けることはもちろん重要ですが、そればかりだと距離感が狂ってくるのです。

いろいろな集団に所属して、さまざまな距離感を体感して、どんあときもバランスのよい距離感を発揮できるようにすると、人間の深みができるのかもしれません。


本日のパパからのメッセージは、

「利害関係のない集団に所属してみよう!」

です。


ところで、この集団への所属ですが、継続することがとても大事なことになります。

一度きりの出会いでも、得るものはありますが、それでは集団への所属力の強化には繋がりません。

鈴木孝枝氏が、パーティーのお礼の挨拶の中で、「継続は難しいけれども、連続と思うと気が楽になるので、結果的に継続できる」という旨のことを仰っていました。

「継続」と「連続」。

似て非なること言葉の意味を意識して、連続を目標にして、気楽に継続していこうと思います。