その221 整理をするときは後で物が増えることを想定して空きスペースを確保しよう!
ようやく本棚の片付けに取り掛かりました。
予想はしていたものの、全く収まりきりません。
(しかしながら、相当数の本をブックオフ経由でルーム・トゥ・リードに寄付することにより、空きスペースを確保しました。)
古くは、中学生の時に夢中に読んだ興津要の「古典落語」、高校生の時に読んだ、吉川英二の「三国志」や司馬遼太郎の「竜馬がゆく」など、何度かの引っ越しによる整理を乗り越えて、安住の地までやってきたという感じです。
このように本棚に書籍を並べてみると、ある意味壮観です。
自分史とは大袈裟ですが、少なくともパパの興味の推移がわかります。
落語、歴史、カヌー(アウトドア)、バックパック旅行、椎名誠、浅田次郎、ミステリー、そしビジネス書。
本を整理しながら、頁をめくってみると、本の内容はもちろん、その本を買った店、読んでいたときのシチュエーションがフラッショバックしてきます。
本は、思い出に繋がっている道程です。
寝るのを惜しんで夢中になって読んだ本もあれば、難しくて途中で放り投げた本もあります。
そして、買っただけで、開いていない本が100冊近くあります。
部屋が片付いたら、気持ちの良い音楽をかけ、美味しいコーヒーを淹れて、これらの本を読み倒す、読書三昧の休日を作ろうと思います。
カフェのような部屋で、一人ゆっくり過ごす時間・・
最近、多忙すぎるので悪くない考えです。
そのために、さっさと部屋を片付け、編集学校の課題をクリアし、スローな時間を手に入れよう!
まあ、本当はこの土日に片付ける予定だったのですが、急遽思い出した用事があったり、実家にお呼ばれなどされたりしたので、思うようことが運びませんでした。
でも、だれに迷惑をかけるものではありません。
片付け終わらなかったという事実は事実として受け止め、今できることを淡々とこなしていこうと思います。
まあ、予定どおりには進んでいませんが。部屋は、家具もどうにか揃ってきて、だんだんと馴染んできました。
白色とバーチ色の明るい雰囲気の部屋が完成しつつあります。
気持ちよい部屋を維持して、自分自身の気持ちも良い状態をキープしたいと思います。
そのためには・・
余計な物はクローゼットにしまいこみ、なるべく空間を広く見せよう!
高機能なものに目を奪われることなく、シンプルに生活するように、今ある物を大事に使おう!
不要だと思った物は、過去の思い出に縛られることなく、未来に向けて使うかどうかという基準で、思い切って捨ててしまおう!
部屋もパパも今が完成ではないのです。
バッファを残しておかないと、新しい物(こと)を吸収するのに苦労してしまいます。
今日整理をして本棚に収まった本のうち、パパが死ぬまでに手にとって読む本は、半分もないと思います。
同様に、これまでの人生で経験したこと、学んだ知識も、今後の人生のうちで埋もれたまま終わってしまうことが多いかもしれません。
でも、まだ埋まっていない本棚には、新しい本が埋まっていくのと同様、パパもこれから新しい事をどんどん吸収していきます。
本棚を通して、過去と未来が交錯した、不思議な1日でした。
本日のパパからのメッセージは、
「整理をするときは後で物が増えることを想定して空きスペースを確保しよう!」
です。
君たちはこれから先、どんな本を読んで大人になっていくのだろう。
自分で興味を持った分野の本をどんどん読んで、いろいろな世界に触れてください。
本というものは、ブログなどと違い、1冊できるまでの間に、いろいろな人が途方もない時間をかけて作られるものなのです。
作者をはじめとした出版に携わった多くの人の思いを真正面から受け止め、自分なりに何かを吸収してください。
君たちが大人になたっときに、お酒でものみながら、本の話などしてみたいものです。