その229 一気に片付けようとするのではなく、コツコツと努力をする段取り力をつけよう!

週末は随分と忙しく、少しものんびりできませんでした。

稽古、ランニング、部屋の片付け、来客とそのための準備・・

すべてが終わり、睡魔と戦いながら、日記を書き上げたのが23時くらいでしたが、ベッドに倒れこんで、恐らく1分もしないうちに眠りの世界へ吸い込まれていきました。

一昨日あたりから空気が入れ替わって、朝方は北から風が入ってくるということがわかっていたのに、窓を全開にし、しかも真夏仕様のノースリーブで寝てしまうとは。

せっかく風邪が治りかけていたのにビールを飲みすぎたせいか、寝ている間に口呼吸をしてしまったようで、今朝起きたときから、鼻が詰まってティッシュが手放せない状態です。

ちょっと油断も甚だしいです。

疲れていて、体力が落ちているときこそ、慎重にならなければいけませんね。


とは言え、がんばったかいがあり、一つのことを成し遂げた充足感があります。

まず、部屋が片付いたこと。

部屋の片付けなど、普段からできている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、ここまで綺麗に整理ができたのは、恥ずかしい話アパートを借りて荷物を収めたとき依頼なので、7年ぶりくらいの感覚です。

部屋に荷物が出ていないということは、掃除がとても楽なので、また来週も掃除機をかけようかなという気持ちになります。

これが、荷物が外に出ていると、動かしながらの掃除になるので、掃除機をかけるところで面倒くさいという思いが湧いてきてしまい、結果、実行に移せないのです。

「面倒なことが嫌なら、面倒なことが起こらないよう根本的なところに手を打つ」という典型的な例なのかもしれません。


あとは、さらに物を減らしていくことです。

未来のために役に立つとは思えないような、「思い出の品々」は、まだまだ減らすことができます。

キャンプ道具も、もっと厳選すれば、減らせるでしょう。

過去を全て捨て去る訳ではありませんが、過去のもの(思い出の品々)、現在のもの(日常的に使用する品々)、未来のもの(戸棚やクローゼットの空きスペース)が均等であることが理想です。

未来の自由度をあげておくためには、制約は外せるだけ外しておきたいものです。

たかだか部屋なのかもしれませんが、物が片付いたときの全体にわたる爽快感から考えると、部屋と精神というものは、案外繋がっているような気がします。

何でも吸収できるような精神状態を保つためにも、せっかく片付いた部屋を、しっかりキープしていきたいと思います。


そして、もう一つの充足感は。、ホストとして客に喜んで帰ってもらったことです。

所詮、身内ではありますが、だからこそ、普段は見せないきっちりとした自分の姿を見てもらい、安心感とか信頼感を与えたいのです。

段取りがしっかりしていれば、料理にも余裕を持って取り組めるので、ひと手間、ふた手間かけられるので、結果料理も美味しくなります。

味を確かめながら、自分の舌を信じて、味を調えていく作業は、ビジネスにも似て楽しいです。

料理もビジネスも、段取りさえよければ、流れができて、味(結果)もよくなり、お客さんが満足をします。

満足が信頼につながり、相手に安心感を与えれば、相互の関係が良好になるのです。

ひとつひとつの小さな行動で、誠実な態度を示していくことにより、お互いがハッピーになれます。

だからこそ、どんなつまらないことでも、正直に、真剣に、そして誠実に取り組みましょう。

そして、それを実現するには、一気に片付けようとするのではなく、コツコツと努力をする、段取り力が必要なのです。


本日のパパからのメッセージは、

「一気に片付けようとするのではなく、コツコツと努力をする段取り力をつけよう!」

です。


職場に行けば、思い通りにいかないこともあり、つまらないことにも対処しなければならないこともあります。

ただ、自分の中で、家を出る時に持ち出した、気持ちの良い感覚がキープされているので、気持ちに余裕があるような気がします。

まったく論理的ではありますが、この感覚は大切にしたいと思います。