その231 本質的なものだけではダメ!+αで付加価値をつけよう!

精神の切替云々と昨日のブログに書いたりしましたが、結局不安を抱えたまま朝を迎えました。

今日から2泊3日の研修で、自由に電話をする時間が取れないので、どのように話をすすめていくか思案のしどころです。

eメールは、確かに便利ではありますが、その内容が相手に伝わったのか、わからないのでよろしくないです。

新しい技術を伴ったうえで、古いものへ回帰するという原則があるそうです。

手紙→電話→eメール。

eメールについては、制約がなく、いつでもどこでも情報を受発信ができるという点では優れていますが、相手のリアクションを確かめるという点では、電話に劣っています。

この先、新しい技術を伴って電話に回帰するようなことがあれば、ここら辺の課題がクリアされているのではないでしょうか?

具体的には、ビデオメールのような感じを予想します。

モバイル機器を使って、着信したビデオメールに気軽に返信できるような仕掛けです。

留守電とメールとビデオの良いとこ取りをしたイメージです。

もう少し具体的に言うと、携帯電話からビデオメールを発信すると、相手方に着信して、その着信を受け取った瞬間に、受け取った様子を自動返信するような感じです。

人は、11桁の番号を打ち込むとか、アドレス帳から相手のアドレスを選択するとか、そんな些細なことさえも億劫に感じ、放置してしまうのです。

でも、気持ちはわかります。

昔は、アドレスなど存在しなかったし、電話番号さえ存在していなかったのだから。

現代社会は、便利さを追求したようですが、その便利機能を使うための手番は増えているのです。

昔のシンプルな生活が本来の姿であるとすると、手番は減らしていかないと、ストレスを回避するために、本来は優先して行わなければならないことが省かれてしまいます。

ニュースなどで伝えられる、「育児放棄」や「ゴミを片付けられない」なども、あらゆる手番が多すぎる現代生活の社会悪なのかもしれません。


そうであれば、既存商品を便利にするという機能は、社会貢献なのかもしれません。

ややもすると「便利機能は贅沢で不要だ」というふうに、簡単に切り捨てられてしまいがちですが、時短を促す「社会貢献」であると、この種の開発を「誇り高き仕事」と考え、もっと高評価を与えてあげれば、新しい発見があるのではないでしょうか?

機能の細部に注目するのではなく、ライフスタイルの全貌を捉え、全体の中での貢献度を評価するような目を養いたいものです。

ここら辺りが、世界に日本の強みを発揮できる分野ではないかと思います。

新機能を作り出すのはもちろん、それを付加価値として世に問うていくようなダイナミックな戦略が必要です。

グローバルで勝負をするために「物づくり+α」でいきましょう!


本日のパパからのメッセージは、

「本質的なものだけではダメ!+αで付加価値をつけよう!」

です。


結局、不安は解消されないまま1日を終えようとしています。

研修会も集中を欠いた状態でした。

こういうときに、慣れない研修所の部屋で寝るのは辛いです。

研修所なので、例の緊張感はなく、ただただ時間が長く感じます。