その234 良いとこどりの組み合わせをしよう!
思いを文字にするとイメージが具体化して、行動への第1歩としてつながります。
この教えを信じ、何もしない自分を奮いたたせるために、パパが実践したいこと、すなわち君たちに伝えたいことを文字にしてきました。
当然、日常の行動が、すべて文字に書かれたことによって成り立っているわけではなく、文字にしたことが行動として表れているのは、ほんの一部です。
しかも、行動の大半は、意識的に行われているわけではなく、効果の測定がしにくく、「書いたっきり」「行動したっきり」になってしまっています。
つまり、PDCAサイクルのPlan、Doで止まってしまっていて、Check、Actionにつながらっていない、単発的なものになっているのです。
これは、改善しなければなりません。
何が問題なのか分析してみましょう。
思いを文字にするまではよいとして、その後、行動に結びつけるという動機づけが存在していません。
書いたら、書きっぱなしで、行動に結びつけるまでの手段を具体化しておらず、それがために、この段階で行動に移されないものが多数存在しています。
行動に移ったものがないわけではなく、確かに潜在意識が働きかけてくれたということも否定はできませんが、書かなかったからといって行動をしていないかというと怪しいものです。
せっかく、文字にすることによって、あいまいな考え、新しいアイディアを潜在意識から顕在化したのだから、ここで捨ててしまうには、あまりにも勿体ないです。
では、どのように動機づけを作るか?
これは単純な話で、文字にしたことを何度も目にするということにつきます。
一度文字を書いたくらいで行動に結びつける動機とするほど、人間の意志は強固なものではありません。
なので、一度書いたことを、何度も読み倒すことです。
そのようなことを考えたときに、ブログという、書くに際しては便利であった媒体は、一転して不便なものになり下がってしまいます。
ネットというある種制約された世界に存在するブログは、いつでも、どこでも、簡単に見られるということではありません。
もちろん、携帯電話等を利用して、街頭するアドレスにアクセスすれば、ほぼ、大半のエリアをカバーしているのかもしれませんが、辿り着くまでのちょっとした手間が、意識の世界ではとても大きな障害となるのです。
なので、やはり、紙に文字を落とすべきです。
昔ながらの日記です。
しかし、すべてを日記に書くのでは、文字を書くときのブログの良さが消えてしまいます。
したがって、相互の良いとこどり。つまり、ブログの書きやすさと、日記の見やすさを双方に使用すればよいのです。
具体的には、全文は、ブログに書き、ポイントになる部分(行動に移すべき箇所)を手帳に書くということをしたいと思います。
そして、手帳に書いたことを隙間時間に眺め、顕在化のパワーをあげ、行動に移すのです。
さらに、行動できたか、うまくいったか/いかなかったか、さらに気がついたことがなんであったかを手帳にどんどん書き込んでいくのです。
そうすれば、おのずと次の行動が決まってきます。
PDCAサイクルを完成させ、その輪をどんどん拡げていきたいと思います。
本日のパパからのメッセージは、
「良いとこどりの組み合わせをしよう!」
です。
さらに、付け加えるなら、第三者のチェックです。
一人では甘えてしまう部分があり、これを第三者にみてもらい、緊張感を持って取り組めるとより効果があがるでしょう。
さあ、今日から実践です。
前を向くための行動あるのみです。