その240 スロースタートで行こう!
久しぶりに二日酔いになるほど酔いました。
ふらふらになりながら、家までたどりつき、Yジャツとズボンを脱いで、そのまま寝てしまいました。
目覚ましをセットし忘れたのに、よく起きれたものです。
が、起きてからの行動が鈍く、いつもより45分遅く事務所に到着する体たらく。(どうにか遅刻はしませんでした。)
昼になっても調子があがらず、仕出し弁当も半分残してしまい、昼休みの残りの時間は珍しく寝てしまいました。
調子に乗る歳でもないのに、めったに顔を合わせないような人たちと飲んだため、張り切りすぎました。
完全に時間の使い方が間違っています。
せめて2次会で帰っておけば、いったいどれくらいの時間が有効になったことでしょう。
さて敗因は何でしょう。
3次会まで行ってしまったこともさることながら、1次会の過ごし方にあったように思えます。
先々のことを考えて、ペースを抑える必要がありました。
少々酒に強いという過信と、飲み放題だと飲まなければという貧乏性から、誰に勧められたというわけでもないのに、ついついペースが上がってしまいます。
でも、メンバー構成から考えて、2次会からひょっとすると3次会までありそうだということは、わかっていたはずです。
で、あれば、スロースタートでよいのです。
これは、ひょっとすると、酒宴だけではなく、他のことにも通じるのかもしれません。
いつもと少し違う環境であったり、珍しい人の前だと、どうしても張り切りたくなります。
ところが、その状況が少し長く続くようだと、どうしても息切れをしてしまいます。
もちろん最初のハイペースを続けられればよいのでしょうが、パパの経験上なかなか難しいように思えます。
それであれば、最初は少しスローで入って、後半ペースをあげる、もしくは保つほうが、周りの印象もよいし、なにより自分自身の気持ちがよいです。
「終わりよければ全て良し」です。
ここは戦略です。
短期で決着をつけるものはハイペースで、逆に長期のものはスローペースで入っていくのが良いです。
この使い分けができるよう、余裕を持って物事を考察してみたいです。
そして、君たちには、是非スロースターターであって欲しいと思います。
無理をせず、最後までペースを保てるような生き方をして欲しいです。
本日のパパからのメッセージは、
「スロースタートで行こう!」
です。
そして、パパの「今日のよかった」は、
「酒宴の過ごし方を戦略的に考察することができた」
です。
パパはスロースタートが苦手です。
常に全身全霊を傾けるような妥協しない生き方が正しいと思っていました。
なぜか?
これは、自信がないためです。
常に全力でぶつからないと、弱い自分が自分自身を覆いつくしてしまうような恐怖感があるためです。
所詮は虚勢を張っているのです。
でも、これからは弱い自分を素直に出してもよいのではないかと思います。
「弱さ」も「強さ」も、両方ともがパパそのものなのです。