その279 道具はもったいぶらずに使いこなそう!
自転車で通勤することを習慣化するため、勤務先までの定期券を更新しなかたったのですが、その途端に雨が続きます。
昨日の朝は、なんとか濡れることなく事務所へ着きましたが、帰りはずぶ濡れでした。
川沿いのサイクリングコースは、既に、水溜りができており、泥除けがないため、水しぶきが背負ったバッグにかかります。
7〜8年前に購入したカリマーのラッシュエアーというザックは、底にザックカバーが内蔵されていて、こういうときに役に立ちます。
底のチャックを開け、ヒョイッとカバーを出してザック本体を覆い、あとはゴムをキュッと縛れば、少しくらいの雨や泥であればザックの中身を守ってくれます。
20Lと容量もちょうど良く、パンクキットと事務所で着用するシャツとスラックスくらいは楽に入って、しかも、腰と胸のところにベルトがあり固定できるので、自転車に乗っていても揺れが小さく、とても気にいっています。
このバッグを使用する前は、もう少し大きなザックとヒップバックを使っていたのですが、3点の比較では断然、ラッシュエアーのほうがよいです。
通勤には似つかわしくないと思い、へんに遠慮していましたが、やはり機能優先です。
これからの通勤にはかかせない道具となりそうです。
自転車通勤をはじめて間もないのですが、このように少しづつ改善点や新発見があるのが楽しいです。
実践を重ねて、自分のスタイルを気づき上げていくことは、楽しいです。
最初ひとつであったライトが、土手の暗い道で役に立たないのがわかったので、ふたつめを装着してみたり、勇んで購入した輪行袋は、自転車をひっくり返してサドルを底につけることによりタイヤの汚れがオフィスの床につかないことがわかったので、早速持ち運びを止めたり、たかだか数日ですが、どんどんスタイルが固まっていきます。
「安全さ」を第一に、「快適さ」を第二に、という自転車通勤に対する自分なりのコンセプトをたてています。
シンプルなコンセプトではありますが、この軸があると迷いがなくなります。
例えば、ショップに行って、格好のよいジャージがあったとしても、それは安全さや、快適さには繋がらないため、プライオリティを下げることになります。
代わりに、チューンナップの道具を購入したり、反射板のシールを購入したりしています。
より機能的に進化していくのは、自転車に限らず、パパの目指すべきところです。
ただし、見てくれを全否定するつもりはありません。
自転車に限らず、あらゆる道具、それに人そのものも、周囲の景観と調和していることが、大切であると思っています。
浮いたもの、浮いた存在は、他人が口を出さないまでも、不快感を与える可能性があるようなことは、避けておくことが気遣いだと考えます。
しかし、その最低限のルールさえ念頭においておけば、あとはひたすら、実務的、機能的なところを追及していくことをお勧めします。
結果的に機能を追及したものは、美しいことが多いからです。
無駄を省き、よい素材を使ったものは、飾りけなどなくとも、売れるわけですから、結果的にもシンプルなデザインであることが多いように思えます。
「機能美」を意識してみると、物の見方が変わるような気がします。
IKEAや無印良品のカタログを見ていると、飽きないのは、その奥にその商品を使った自分の生活を想像することができるからでしょう。
ただ、置いてあるだけではなく、それを使う所作を含めた総合的なものが、美しいということが大切です。
見てくれがよくても実に用いるのに、もたついてしまったら、興ざめです。
道具は、使ってこそ価値があるのだと思います。
本日のパパからのメッセージは、
「道具はもったいぶらずに使いこなそう!」
です。
ところで、今日はパパが好きな千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督の最後のホームゲーム&小宮山投手の引退試合でした。
興味のない人には、なんのことはない試合に思えるかもしれませんが、パパにとっては「野球の神様がいるんだなー」と思えるような感動的な試合でした。
自分の思い一つで、いろいろな見方ができるのものです。
パパの「今日のよかった!」は、
「好きなものを素直に見ることができた!」
です。