その296 常識と言われていることも自分なりに正しいか考えてみよう!

先々週の休日出勤の代休を行使して、午後代休を貰いました。

夕方に片付けなければならない用事がある他は、フリーだったので、怠っていた金融機関の諸手続きに行きました。

商店街にあるその店舗は、一般的な会社の給料振込日(パパのところは違いますが)であるにも関わらず、閑散としていました。

昼休みは終わった時間ということもあったのでしょうが、待ち時間なしでカウンターまでたどり着けることができました。

もろもろの書類にサインをしたり、印鑑を押したり、都合20分くらいでしょうか、時間がかかった割には、不快感はありませんでした。

応対してくれた窓口担当者の一生懸命さが伝わったのかもしれません。


それにしても金融機関の窓口は、なぜに平日の9時から15時までなのでしょうか?

これでは、平日に働いている労働者は、わざわざ休暇をとって出向くしかありません。

金融機関の本分は、金を貸すことであるので、多くの企業が営業している平日に店舗を開けておくことに個本的には異存はありません。

しかし、世の中のサービスが年中無休24時間体制へ推移しているなかで、あまりにも、旧態然としているような気がします。

昼間は商売が忙しく、ようやく夕方以降に時間ができる商売などは、それこそ五万とあるはずです。

そういった商売の形態が増えているので、少なくとも、平日の20時くらいまでは、店舗を開けておいて欲しいと思います。

もちろん、店舗を夜まで開けておくことにより、金融機関にとっての儲けには何ら関係のない諸手続きが17時以降に殺到することが予想されます。

コストに見合うという問題があるのは理解できますが、その分、平日の業務が減るので、うまく調整していただきたいです。

金融機関は、やれ本人確認だ、重要事項の説明だと、一見、コンプライアンスに力を入れているような雰囲気も漂っていますが、実態としては、前と何ら変わりなく、客の印鑑をもらうことによる自己防衛でしかないような気がします。

だいたい、客が主体的に店舗に行きたいと思わせないような営業時間では、コンプライアンスも何もあったものではないと思います。

例えば、パパは、今回住居の変更に伴う手続きを行ったのですが、実際の引っ越しから数か月経過しています。

ずっと、気にはなっていたのですが、なかなか休みが取れず(休みが取れても遠出する用事があるなど、金融機関に足を運ぶ時間がありませんでしたが・・)、放置せざるを得ず、手続きをしなくても日常の生活に支障をきたさないため、しばらく放置していたしだいです。

でも、これが平日の仕事帰りや、休日に立ち寄ることができたら、もっと早く手続きを済ませていたことでしょう。

これで、いざ、手続きが完了していなかったから、いざというときに時間がかかったり、あるいは告知義務違反で、こちらの主張がとおらなかったりしたら、たまったものではありません。

なんとか世の中の実態に併せて対応して欲しいものです。


単純に考えると、金融機関の営業時間の拡張は、雇用を生み出すので、景気対策にもなるような気がします。

ただ、あきらかに利益が伴わないので、営業時間の延長は行わないというのは、経済理論上、誰の目にも明らかです。

しかし、この常識は正しいでしょうか?

家のローン、老後の資産運用の話、土日にこそチャンスが転がっているのではないでしょうか?

平日の昼間の時間にはない何かが得られるはずです。

パパの希望は、人が集まる店舗だけでも、平日の夜と土日に店舗をオープンしてもらいたいです。

さらに言うと、大型スーパーやファミリーのレジャースポットなど、世の中のお父さんが、主に運転手の役割として行くような場所に、簡易な店舗を構えていただきたいです。

お母さんが買い物している間に、お父さんが何がしかの諸手続きをしてもよいわけです。

逆に、金融機関は、そういった客に対して、時間をかけて金融商品の説明すれば、新たなチャンスとなるでしょう。


あと、そもそも、ネットや電話など対面以外の部分での手続きの緩和を検討してもらうたいです。

本人確認法ができた時代とは、本人確認の手段も、変わってきているはずです。

世の中が変わってきているのに、昔の延長でいるようなことは精査したほうがよいです。

内部にいると保守的になって気がつかないことが多いのですが、外部から見ると、ずいぶん非常識に思えてしまうことが多いものです。


これはもちろん、金融機関の話だけではなく、全てに通じます。

なぜ、そのような昔ながらのルールを踏襲しているのか?

理由があればよし。

理由がない場合は、今の時代に置き換えて、今、新しく構築するとしたら、どのような方法をとるのかを考え、相違があれば、何か対処すべきです。

世の中の常識だからといって安心せず、自分なりに考えてみることが大切です。


本日のパパからのメッセージは、

「常識と言われていることも自分なりに正しいか考えてみよう!」

です。


そして、パパの「今日のよかった!」は、

「ひとつ手続きが完了した!」

です。