その299 勇気を持って途中で計画を変更しよう!

昨日、体調を崩した友人が不意に訪ねてきました。

要件は、勤務先の健康管理室に診断書を送付して欲しいとのこと。

当初、1か月ほどの休業の予定であったが、とりあえずあと1か月延長するという診断内容であったそうだ。

他愛のないことを話す分には、本人はいたって元気であり、この休みを利用して毎日ランニングをしていて、これまでよりよっぽど健康的であると笑う。

本人は職場への復帰意欲があり、さすがにあと1か月は長いと思ったらしく、もう少し短縮できないかということを医者と相談しているので、もしかすると復帰は早まるかもしれない。


しかし、パパは恵まれているが、ぬるま湯と揶揄されるパパの勤務している組織でさえ、体調不良を訴える者が後を絶たない。

組織がコストを削減した結果、仕事量は増えているにも関わらず、人員の補充がなく、一人当たりの負担が増加していく一方です。

他の会社のことはわかりませんが、パパのところは、セクションで人を囲い込んでしまい、他セクションで人員不足になったときに、機動的に人を移動させるなどということが、まるでできていません。

そもそも大規模は異動は4月1回で、10月の異動はほとんどのセクションには関係のない話であるとばかりに小規模なものです。

現在、パパのチームは、大きな案件が飛んでしまった関係で、わりと余裕がある状態です。(パパは少し忙しいですが・・)

こういうときこそ、他のチームの仕事を手伝って新しい仕事を覚えるチャンスなのですが、年度始に決まった人員、予算を組み替えることは、いろいろと面倒があるらしく、秋の異動では無傷でした。

これではいけないと思います。

もっと、機動的に人を動かすべきであると考えます。


当初の計画どおり物事が進むことなんて皆無なので、途中で計画を見直すことがとても大事になってきます。

しかし、当初の計画は、その立案に「これまでもか」というくらい時間をかけ練り上げていきますが、修正案は「ずいぶんあっさりと決める」か、「そもそもたてない」かのどちらかです。

いくら入念に計画をしたとしても、実際にやってみると、計画どおりにいきそうにないと瞬時に判断えきることが結構あるものです。

このとき、さして検討もせず、流れに身を任せてしまいがちです。

確率的にうまくいかないことがわかっていても、苦労して一度走りだすと、もう理屈ではなく、力尽きるまでは立ち止まることができなくなるのです。

立ち上げに苦労をしていれば苦労しているほど、頑なに、当初案に固執してしまうのが人間の心理です。

が、そんな根拠のない考え方は不要です。

確率的に確かなほうへ、早々に軌道修正しましょう。

過去の苦労や投資した費用は計算に入れず、その時点でフラットなスタートだったら、どの方向に行くことが望ましいかで、決断をしましょう。

古い束縛に縛られることなく、未来へ向かって、よりよき方向性を見極めて冷静な判断をすることを心がけましょう。


本日のパパからのメッセージは、

「勇気を持って途中で計画を変更しよう!」

です。


そして、パパの「今日のよかった」は、

「久しぶりにビールを飲まなかった!」

です。

雨なので自転車に乗れなかったので、カロリー過多です。こんな日くらいは休肝日にしなければいけませんよね。