その302 「検索力」と「アレンジ力」を身につけよう!
先日、本栖湖のライブで観た TOKYO No.1 SOUL SET + HALCAL の 「今夜はブギー・バック」がよいです。
普段はあまりTVを見ないので、日産キューブのCMで使われていることなど知りませんでしたが、ライブのときに聞いて、素直にとてもよいと思いました。
ライブの当日は、この曲が流れた途端、何人もの若者が結構な勢いでステージに駆け寄っていました。
そして、帰ってきてYou Tubeで検索をすると、違うバージョンがあったりして、楽しめます。
(これは、スゲー格好いい!)
http://www.youtube.com/watch?v=GWjeughtFLA&feature=related
こちらは、オープニングで「シェー」をCMバージョンから持ってきて、フルコーラスに組み合わせているバージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=V-jo3AqLXMs&feature=related
さらには、ライブバーション。
http://www.youtube.com/watch?v=ZFqdOscD9jU
聞き手にとっては、好きな曲を、いろいろなバージョンで聴くことができるのは、単純に嬉しいです。
そして、もうひとつ、自分でよいと思った曲や映像を、手軽に発表できるということです。
著作権、肖像権などに気を遣うことなく、自由に閲覧できるこのバーチャルな世界がなぜ許されているのだろうと、不思議に思ってしまいます。
世界中の全ての本をネット上に公開してしまおうと本気で考えているgoogle社にとって、たかだか数分間の音楽や映像など、単なる通過点でしかないと考えているのかもしれません。
そして、誰もが、権利に関する疑問点を持ちながらも、これを利用します。
5年前なら考えられたなかったことが、公然と行われていることに、空恐ろしさを感じます。
これから先は、リアルな「もの」を収集する必要はないのかもしれません。
そして、知識でさえも、自らそれを記憶する意味が薄らいでいくような気がします。
情報はすべて、梅田望夫しの言うところの「あちら側」にあるのです。
したがって、必要なのは「検索力」と「アレンジ力」。
いかに、効率よく、正確な情報を引っ張ってくるか。
そして、引っ張ってきた情報にいかに付加価値をつけるよう加工するか。
このセンスがものを言うでしょう。
google社の検索エンジンの技術は、日々進歩をしていくでしょうし、コンテンツ自体も、作者や製作者の意図とは関係なく、どんどん公開されて一人歩きしていくでしょう。
こうなったときに、自分の記憶にどれだけの知識を習得している必要があるでしょうか?
例えると、外付けハードディスクから情報を取得するフローさえしかkり持っていたら、知識が不要になるでしょう。
きちんとした文章を書けなくても、「あちら側」から、ひな形文書を持ってきて、それを少し加工すれば、あっという間にオリジナルの出来上がりです。
ただ、注意をしなければいけないのは、単なる複製ではなく、自分なりの付加価値をつけて情報を加工することです。
このことは決して忘れてはなりません。
決して簡単なことではありませんが、常に意識しておきたいことです。
「検索力」と「アレンジ力」があれば、この先の不透明な時代も、案外楽しくやっていけるような気がします。
本日のパパからのメッセージは、
「「検索力」と「アレンジ力」を身につけよう!」
です。
そして、パパの「今日のよかった!」は、
「相手への依頼時にスケジュール表をつけてあげると親切だとわかった!」
です。