その313 自分の居る空間にコンセプトを設けると気分が明るくなる!
空っぽの本棚をどのように埋めていくか、考えると楽しくなる。
昨日組み立てた本棚はとてもシンプルで、大きな箱の間に板が2枚挟まっているだけのもの。
高40センチ×横95センチ×奥38センチの空間が4つ。
背面の板すらもない。
そもそも、本棚専用に設計されていないのだろう。どんなサイズの本を収納してもピタッとこない。
本棚という表記をしてもよいのか?
これは単なる棚であり、ラックである。
しかし、文句を言いながらも実はこの本棚が気に入っている。
無骨さに、何とも言えない存在感がある。
それぞれの板の厚さが5センチもあり、いかにも頑丈そうなところがよい。
あとは、この武骨者をどう使うかだ。
さて何を置こうか。
まずは、松丸本舗にならって、本の見せ方を意識したい。
いや、せっかく本棚らしくない本棚である。本以外のものをレイアウトするのも悪くない。
まずは、コンセプトを決めよう。
この本棚が置いてあるのは、寝室なのでリラックスできるような感じがよい。
寝る前にこの本棚を眺め、気持ちよく眠れるような爽快感のあるものがよい。
しばし、熟考・・・
で、考えたコンセプトは、「少年の気持ち」。
少年と言うには、はばかるような年齢ではあるが、このシンプルで飾り気のない本棚を眺めていると、こどものときの純粋さが蘇ってくる。
なにか少年時代の思い出を飾ろうか。
本をあまり読まなかった少年だったので、本に埋め尽くされた棚はやはり似合わない。
なので、せめて本の領域は半分。
下2段には本をレイアウトし、上2段には、本以外ものを置こう。
収めるのは、少年のとき夢中になった、野球、釣り、落語など、趣味的な本。
あまり持ってはいないけれど、生物や宇宙の本。それに絵本などを置くのもよいかもしれない。
そして、本以外には、大好きだったラジカセ(もはやカセットはついていませんが・・)を置こう。
(試験勉強のときでも、いつでもラジオや音楽を聴いていた生活だったなあ・・)
それに、押し入れからキャンプ道具を引っ張り出して、棚に置いてみよう。
ザックにシェラフとランタンとストーブを入れて、いつでも「ひょいっ」と旅に出かけられるように。
寝室がいつの間にか、旅の起点になる。
最も落ち着くはずの部屋が、最も冒険に満ちた世界へのスタートになる。
少年の心はいつも旅への憧憬に充ちていた。
本を中心に世界観を拡げてみると、ちょっとワクワクしてきます。
本日のパパからのメッセージは、
「自分の居る空間にコンセプトを設けると気分が明るくなる!」
です。
そして、パパの「今日のよかった!」は、
「期待していなかったのに、素晴らしい提案があった!」
です。
WHY?
→ 信頼関係の醸成ができた。