その328 自分の目標達成のために関係のない情報に対して力を注がない!

年休に3連休を足して4日間も職場に行かなかったので、多少リズムが狂った。

メールや書類のチェック等の断片的な仕事に終始してしまい、肝心な部分が進まなかった。

周囲も何か指示を待っているふうで、何も言わないと現実から逃避するような将来的な課題の整理などで時間を費やしている。

放っておけばよいのだろうが、ついつい口を出してしまう。

もっと、目の前のことに集中させなければ。

外から見ると自分もそうなのかもしれないが、進歩を感じさせない輩の多いことか。

事なかれ主義というか、集中して物事に取り組む姿勢が欠如していると言わざるを得ない。
(集中して仕事をすれば、無駄な部分がどこにあり、改善すべきななんであるのかがわかりそうなものである。)

また、コミュニケーションと伴うような仕事の場合、相手の行動を観察していれば、自分がなすべきことはわかるはずなのに、必要以上に突っ込んでこないのは、どうかと思う。

タイミングはあるのだろうけれども、改善の提案もなく、形式的に物事を進めていると、どんどん保守的になってしまう。


このスパイラルにはまらないように、常に物事を疑ってみる面を持ち続けたいものだ。

天の邪鬼になれとか、斜に構えるという意味ではなく、物事に向かい合うときに、当事者の立場、相手の立場、第三者の立場、あるいは、過去軸、未来軸などの視点のずらしをすると、どこがおかしいか見えてくる。

せっかく、有益なデータや情報があっても、正面からとらえるだけでは、他人と同じ結果しか出ない。

情報リテラシーの力をつけなければ、これからの世の中はわたっていけない。

情報リテラシーとは、大量の情報の中から必要なものを探し出し、それを活かす能力というのが一般的な解釈であるかと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC

大事なのは、情報の渦に飲み込まれないように、必要な情報だけを相手にするということである。


情報は玉石混交である。

自分が進むべき道にある石を玉と間違えて拾ってしまうことは、ある程度やむを得ない。

経験を積むことにより、玉と石を見極める力もついてくるだろう。

果敢に情報を拾いにいくような姿勢であれば、それは称賛すべきものである。

石の中に玉が混ざっている可能性があるのであれば、格好つけずに、どんどん拾いにいくべきだ。

1度も拾わなければ0である。

10回に1回、100回に1回でも、宝物が混じっている可能性がある。


ただし、注意をしなければいけないのは、自分が進むべき道とは関係のない情報の取捨である。

どこかで何が役に立つかわからないので、手当たりしだいに何でも情報を集めるというスタイルもありなのかもしれない。

しかし、その本筋以外の情報に影響を受けて、自分の進むべき道から外れてしまったり、スピードを削がれてしまうのには注意しなければいけない。

興味本位で本質的には不要な情報収集や情報分析などをしないようにしなければいけない。

わき道に無尽蔵にある幾多の意味のない情報には、目をむけてもよいけれど、必要以上に深入りしないことだ。

情報を拾わないことも、また、情報リテラシー力の一つなのである。


本日のパパからのメッセージは、

「自分の目標達成のために関係のない情報に対して力を注がない!」

です。


そして、パパの「今日のよかった!」は、

「次回レースへの参加人数が増えた!」

です。

Why?

→ 感動を共有できる人数が増えるから。