その332 緊張とリラックスの間を目指そう!

久しぶりにチームMMバチスタの勉強会があり、朝から自転車で六本木の麻布区民センターに向かった。

電車や車などでは感じることができない時速30キロのスピードの乾いた風が心地よい。

カラっと晴れた青い空と銀杏の黄色い葉のコントラストが都会の街に映える。

東京の街並みもなかなか捨てたものではない。

恐らく、東京が1年中で最も美しい見える季節であろう。

東京で季節感を感じられることに感謝。


そして、勉強会を開催した麻布区民センターは立地がよい。

六本木周辺は、これまでの人生の中でも、ほとんど縁がなかったエリアなので、偉そうなことは言えないが、通りから奥に入ったそこは、喧騒とは無縁の落ち着いた佇まいをみせている。

大使館や学校などの施設があり、表通りとは異なる空気を持っている。

通り1本で、これほどまでに違う雰囲気を持つ場所も珍しいのであろう。

喧騒と静寂を併せ持つ外国の都市に近いので、外国人が集まるのかもしれない。


環境がよかったということもないが、今日のマインドマップの勉強会はなかなかの出来であった。

だんだんメンバが馴染んできたこともある。

短時間の会合ではあるが、各々が、でしゃばりせず、かといって遠慮しない程度に、均等に発言をしているのがよい。

参加者が均等に提言をすると、違う人の意見を聴く立場であっても、きちんその意見に対しての反論等ができ、そこからまた意外な展開になるから面白い。

特定の組織だと、役職やら階級のようなものが存在してしまい、特定の人の発言に引っ張られたりしてしまいがちで、どうしてもバランスを欠く。

効率性を考えると、それでもよいのかもしれないが、その代償として、貴重なアイディアを見逃してしまっているのであろう。

フラットな会合は気持ちよいので、なんとか組織における会合でも、このフラット感を導入したいものだ。

みんなが忌憚のない意見を言い合える場を作って、キラリと光るダイヤモンドを見逃さないようにしたい。


そのためには、メンタルブロックを外させなければならない。

緊張感とリラックス感の、何とも言えない、ほどよい中間点を目指したい。

リラックス感を与えるためには、とにかく傾聴してあげることか?

自分の考えと合っているか、ズレているか、とにかく評価を真剣に与えること。

皆がリアクションして、場を活性化させることで、フラットに慣らされていくのだと思う。

そして、リアクションをしやすいような、場の環境を作ること。

ビジネスにも多少の遊び心があってもよいはずだ。

緊張しつつ、リラックスしているような空気を作るように努力をしていきたいものだ。


本日のパパからのメッセージは、

「緊張とリラックスの間を目指そう!」

です。


そして、パパの「今日のよかった!」は、

「都心まで自転車で行ってよかった!」

です。

Why?

→青と黄の美しいコントラストを見ることができたから