その334 汗をかくほどに努力をしないと応用なんてできはしない!
日曜夜の東京の風景もいいものだ。
「Jazz&忘年会」なる楽しいイベントの帰り、傘がいらない程度の小雨の中、あえて駅とは異なる方向に歩いてみる。
昼時には行列ができているラーメンには、誰も客がおらず、店内にはカフェのようなまったりとした空気が流れている。
一杯のラーメンで体を暖め、歩みを進めると、いつのまにか右手に青山墓地が現れる。
街灯が十分の明るいので、墓地の薄暗さによる恐怖心はない。
むしろ、桜と銀杏が交錯する道に、自然の息吹を感じ、気持ちよいとさえ思う。
不慣れな土地、しかも、夜にそのような場所を散歩すると、脳からθ派が流れ、ほどよい緊張感が五感を研ぎ澄ますという話は以前にも書いたかもしれないが、なんとも言えない感覚に浸ることができた。
たまにはこういう刺激もよい。
日常のありふれた場所を行き来するだけの生活の中、異空間へのシフトはちょっとした旅に似ている。
30分ほどの逃避行だが、身も心もリフレッシュさせてくれる。
日曜日の夜に都会を彷徨う。
怪しげな楽しみがまた増えてしまった。
そして、前後するがJazzのライブは実に楽しかった。
弦充良氏たちの手にかかると、どんな曲全体的には、オリジナルが半分、スタンダードが半分)でもファンキーになる。
「マイ・フェイバリット・ソング」「マイ・ファニー・バレンタイン」が少しだけ「ぶっ飛んだ」感じになる。
最も好きだったのは、「チキン」。
Jaco Pastoriusがよく演奏していたとのことだが、きちんと聞いたのははじめてかもしれない。
ビートの効いた良い曲だ。
やはり、ドラムとベースがしっかりしていると、バンドは決まるものだ。
と、高校生のときに、ドラムとベースを生半可にいじっていたパパは思うのである。
努力をして、自由にセッションできるようになって、はじめて演奏の楽しさがわかるのだろう。
プロにならないまでも、もっと基礎練習を積み重ねなければいけなかったと、少し後悔。
何にしても努力×努力×努力である。
スポーツや音楽のように、物事を体が覚えには、効率化一辺倒では限界がある。
汗をかくことが大事。
そして、これは体を動かすスポーツや芸術の分野だけではなく、ビジネスもいっしょ。
頭で汗をかくような地道で過酷な努力を惜しんでは、応用がきかない。
楽をすることはいつでもできる。
今は、努力をし続ける時期だ。
そう、人生で自由にセッションをするために、汗をかくほどに鍛錬をしよう!
本日のパパからのメッセージは、
「汗をかくほどに努力をしないと応用なんてできはしない!」
です。
そして、パパの「今日のよかった!」は、
「ハートランドビールを売っている店が家のそばにあった!」
です。
Why?
→ 最も好きなビールだから!
思いがけずに大好きなものに出会うと、それだけで幸せだ(なんと単純なことか。)